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私がブラトップを捨てたワケ。

今日は3月8日は国際女性デーです。そんな日だからということもないのですが、今日は下着と私について書いてみようと思います。

タイトルにもあるように私はブラトップを現在一枚も持っていません。なぜなら、

ブラトップが大好きすぎて、楽ちんすぎて甘えてしまうからです!!


遡ること今から15〜6年前、ブラトップがユニクロから発売された頃、私は留学中になかなかブラジャーの洗濯は難しいだろうとたくさんブラトップを購入し愛用していました。

洗濯も簡単、着るのも楽ちん、カラーバリエーションもまあまあ豊富。こんないいものを安価で売ってくれてありがとう、ユニクロ、そんなふうに思っていたのです。

しかしある日鏡を見た時、自分の姿に衝撃を受けました。

胸のトップが明らかに下がっている…。(その時30歳)

極端に例えるなら、お笑い漫画道場で富永一郎先生が描く婆さんの胸みたいになっていたのです(伝われ)!!

鏡に映る自分の姿を見て私はすぐにブラトップを捨てました。

これは10年以上前の話なので、現在はきっとホールド力もアップし、より優れたものになっていると思いますが、私はブラトップを捨てて以来自分なりの想いがあって購入していません。

ブラジャーのワイヤーがきつい、窮屈、着脱が楽、ご病気によりブラトップが必要な方はたくさんいらっしゃると思います。私も看護師としてそういう患者さんにたくさんお会いしてきました。
そして子育て世代などライフスタイルに合わせて、ブラトップの方が断然良い!という友人の話を聞いて、「そりゃそうだ!」と納得したものです。

ここで私自身の話を少しすると、私は数年前に乳房のしこりで簡単な手術をしたことがあります。小さな傷でしたがその傷のせいで胸に変な縦線が入るようになりました。(今はなくなりました。)
その時のショックといったらなくて、傷は痛いし、胸に変な筋は入るしで、自分の胸を直視することができず、泣いてばかりいたのです。
その時に「あぁ、私って実は自分の胸が愛おしかったのだなぁ。」と感じました。

私は外見も内面も不細工な女ですが、自分の体のパーツの中でどこが好きかと自分に尋ねるとするならば、デコルテのあたり?(曖昧)と言うと思います。

だから不細工な自分でも、せめて自分の好きなパーツは大切にして、美しいレースや布で優しく纏い、綺麗な形を保てるものなら保ちたいと考えるようになりました。

私がいつも行く下着の専門店では、定期的にブラジャーの緩みをチェックしてくれてお直しをしてくれます。そして胸の形が綺麗に保てるような付け方やお手入れ方法を教えてくれます。
バストは私が自分の女性性を感じられる数少ない部分だからこそ、毎日でなくても丁寧に大切にしてあげたいと思います。

ボディポジティブという言葉が言われはじめて久しいですが、この言葉はありのままの自分の体を好きになるという意味だったと記憶しています。

私は…汚れてしまった自分の体を好きになる努力をしつつ、自分の体の好きなところをもっと好きになろうとしています。

40代でも意識一つで体は確実に変化するというのも、下着選びや筋トレを経験して知ったこと。

元々大好きなブラトップは、あと何十年後かにまたお世話になるかもしれません。その時まで自分の好きなパーツを大切にして、自信が持てますように…。





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