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オーメン ザ・ファーストを見たけど…
多分10歳にならないくらいの頃に、金曜ロードショーか何かで『オーメン』を見たことがあるんですよね。 1番最初のオーメンは名作!と言われているらしいのですが、幼い私からしたらいろんな人がとにかく悲惨に死んでいくし、ダミアンは頭に666っていうアザがあって悪魔の子なんだ、ということがとにかく怖くて眠れなかった記憶があります。 (自分にもアザがないか探しましたよ、ま、7月生まれですが) おまけに兄が私が怖がっているのを知ってて、毎日「オーメン、オーメン、オーメン」って言いながら私を起こしにくるようになり、怖さ倍増、みたいな記憶しかありません(嫌な兄貴だ)。 オーメンはその後も続編などが作られたらしいのですが、今回『悪魔の子はなぜ生まれたか?』という前日譚の映画が公開されるというので見に行ってきました。 しかもレイトショー。(帰り、大丈夫そ?) 見た感想としては、2.5/5点という感じ。 大人になったからでしょうか? あんまり怖くなかったです。 もちろん不気味なシーンや人が死んでいくシーンが結構あるんですが、イマイチ理解不能な箇所がありました。 時代と共に人々の信仰心が薄れていく中で、カトリック内の急進派が再び人々が教会に目を向けるように悪魔の子を生み出そうと画策しているという話なのですが、その悪魔の子はどうやら男の子じゃなきゃダメらしいんですよね。「なんで?」って思いました。 ちょっとネタバレになるんですが、主人公のこの女性も実は6月6日6時に生まれた、人間と獣の血を引く子。つまり悪魔の子なのです。 教会は男子の悪魔の子を望み、悪魔の子を邪悪な形で作り続けるのですが、女子ばっかりだったり、そもそも種が違うから異形の子が生まれたり死産だったりする。そしてたまたま健康体で生まれた彼女ともう一人の女の子は、次なる悪魔の子の母となるために育てられているのでした。 男子の方が教会という権威のもとに世界を征服できるって思っているということなんですかねぇ。(知らんけど) 私は人が次々不気味な死に方をすることより、出産シーンがめちゃくちゃリアルで怖いなあと思いました。信仰という名のもと、悪魔の子を生み出すために捧げられた女性のまぁ多いこと。そういうところにちょっと痛みを感じました。 そして全然ホラーではないけど『スポットライト』という映画を思い出しましたね。 スポットライトは、ボストンの新聞社がカトリック教会の神父たちの児童性虐待を暴き出すという実話を元にした映画なのですが、それに近いものを感じました。 信仰という大義名分の元、誰かを痛めつけたり犠牲にしているにも関わらず、教会の権威は守りたい(取り戻したい)みたいなところが共通点かなと。 結局信仰ってなんなんだよ?って思い、オーメンも悪魔は人間の心の中に住まうのだろうなと思いながら、劇場を後にしました。 私がはじめて見たオーメンが1976年公開なので、約50年の時を経てダミアン誕生秘話がわかりました。でもなんとなく続編がありそうな終わり方だったような…。 私はオーメン2、3を見ていないので、ダミアンがどうなったかはわかりません。 ただ小さい時の怖さは今作を見て払拭できたかも! 久しぶりに映画館に行きましたが、やっぱり音が違いますね(すごい単純な感想ですいません。) ドアがギーって開く時に思わず振り返っちゃいました。 興味のある方はぜひ!以上映画レビューでした。
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Dear. My Darling
My dear darling あなたがこれを読むときは You’re not darling anymore さっと目を通して捨ててください わからないけど あなたとは タンゴを踊っているようで わからないけど あなたと僕は 屋根の上を歩いているようだった I’ll never love you again もう頑張らないことにします I’ll never love you again 目を通したら捨ててね baby Woo 寒い冬が過ぎ春が Woo Sorry, you もう頑張らないことにします あなたは 幸せであることを願っています Please be happy Please be joyful I’ll be for you Please don’t be gloomy Please don’t be blue I’ll be for you my darling you ---------------------- この曲はBOYNEXTDOORの最新アルバム『HOW?』の最後を飾る曲。 トラックスポイラーの時から1番好きな曲でした。今回のタイトル曲はスピード感があって、とてもユニークな曲ですが、ボネクドはこういうしっとりした曲も歌えます。 この手紙形式で綴られた歌詞が私はとても好きです。 私も、もう好きではないけどいつも笑っていて欲しい、幸せでいてほしいと願っている人がいるので、気持ちが伝わります。 この曲から前作のCryingという曲に繋がっていくかと思うとまた泣けてきます。 平均年齢19歳の、まだデビュー一年にもみたいないグループが制作に関わっているのも驚きです。 ---------------------- 昨今話題になっているHYBEのお家騒動ですが、若干KPOP界隈に疲れてきました。たくさんのグループが量産され消費されていく世界。それが私の推したちのいる世界です。 その中でいかに差別化を図って長く続けていくか。それはとても大変なことだと思います。ボネクドがデビューしたときは「ナムジャ版ニュジなんじゃないか?!」なんて言われましたが、蓋を開けてみたら全く違っていて、彼らは等身大の親しみやすさで私たちファンの隣に住んでいる男の子たちのようであり、そんな新しい世界観を生み出しました。 ボネクドのリーダー、ジェヒョンがWeverseマガジンのインタビューで言っていました。 『良い成績を挙げることももちろん重要ですが、このグループをONEDOORとともに長い間活動できるようにすることも、僕にとっては本当に重要なことの一つです。』 売れることも大切、でも長く愛され続けることはもっと大切。 毎回良い成績が残せるわけではないので、アイドルとファンはお互いにそんな冬を耐えながら支え合っている関係です。 私はMOAもONEDOORもとてもよいファンダムだと思うので、これからはKPOPの喧騒には耳を傾けず、彼らを応援していきます。 よかったら歌を聞いてみてくださいね。 歌も上手くて最高ですよ😃
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