眉を整えると気合が入った。そこから考えた色々。
以前こんな記事を書いた。
そう、たかが眉毛、されど眉毛なのだ。
そんな私の顔には、今朝まで毛虫がいた。
しかも2匹。
最近スキンケアだけでお化粧も全くしなくなったし、眉も描かずにスーパーに行くことが多くなった。元々眉が濃いというか長いので、ほっとくと毛虫くらい簡単に自然発生している。
よ〜し!今日こそは!
といつもの毛抜きとハサミと眉ブラシ、そしてカミソリを用意した。
こまめに手入れをしていれば大概ハサミと眉ブラシでなんとかなる。しかし、今日は全てのアイテムを活用しなければならないほどだった。
描くことと同じくらい、眉を整えるのが苦手だという人は多い。どこまで切っていいかわからないし、どの眉を抜いていいのか迷う。
私の場合、「こんな眉になりたい」という理想の形とラインを決め、そこからはみ出しているものを揃えていく。どうしても中央部分は長くなった眉が密集して濃く見えてしまうため、伐採というか間引きというか、厳選した眉毛を慎重にカットしたりカミソリで調整していく。ほんの数ミリ、ほんの生毛一本であってもあるとないとでは大違いなため、眉毛カットは慎重だ。
こうして完成した眉に今日は久しぶりにパウダーとアイブロウマスカラでお化粧をしてみた。自分的にはふんわり優しく仕上がったので、とても満足している。そして朝から謎の気合が入った(特に何もしないけど)。
たかが眉毛、されど眉毛なんだよなぁ。
以前とある大企業のフォーラムに参加した。その時講演をされていた先生が、「もし無人島にたった一人きりだったら、外見を気にするでしょうか?」と問いかけた。
無人島に一人でしょう??
私だったら・・・何も気にしないな。外見は優先順位が確実に下がる。
と秒速で思った。こうして社会の中で多かれ少なかれ人との関わりがあるからこそ、顔を含めた外見を気にするのだなとその時感じた。そしてそれが一般常識から外れているかそうでないかはこの社会の中で重要視されている。私たち人間は社会の中で生きる動物なのだ。
眉はどうだろう?このマスク時代になって、眉、目は結構ポイントが高い部分になってきているなぁと感じている。そして眉は結構時代を反映するものではないだろうか。
私がまだ若かった頃は、今井美樹さんのようなナチュラルな眉に憧れた。そして時代が変わり、安室ちゃんの細眉がきて、平行眉、石原さとみさん風眉など時代とともに人気の眉は変わってきている。
あとびっくりするのは今時のアートメイクがすごいこと!一昔前におばさんがやっていたぺったりとしたアートメイクとは全然違う。実際施術を受けた人の眉を間近で見せてもらったことがあるが、一本一本丁寧に描かれていてすごいナチュラルだった。「描くのがものすごい下手だから」という理由でアートメイクを決意したらしいが、この出来栄えなら毎日眉を描く時間を5分は短縮できるだろう。
というわけで、自分の顔に毛虫が2匹いるという話題だけを書こうと思っていたのに、結構な分量になってしまった笑。別にお手入れをしなくていいわという方もいらっしゃる。何もしなくても美しい眉の方は本当に羨ましい。
眉を整えるという視点から色々考察してみた。
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