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人の心を動かすコミュニケーション。

女性誌『Domani』で「女の時間割」という連載を担当しているのですが、本誌では紹介しきれなかったスピンオフ的な話題をWebでも展開しています。現在公開中の記事では、デル(株)コンシューマー&ビジネスマーケティング部の横塚知子さんが職場で実践しているコミュニケーションについてまとめてみました。

1 結論まで出したい会議の場合は“事前にマインドセット”
2 部下の人柄を知るための“お気軽ランチ”
3 通路やエレベーターホールで“数秒の声がけ”
会話が苦手な部下と話すときに大切なのは
自分の気持ちは横に置き、どのように聴くのかに集中すること
子どもから “自分の話しを聞いてほしい”と言われたら
何か作業をしていても手を止めて、動作や姿勢から真剣さを示すこと


最近、「1on1ミーティング」についてのガイドやマニュアルを目にする機会が増えてきました。しかし、ふだんから会話のキャッチボールが少ない間柄で実施した場合、いざ膝つきあわせてざっくばらんに話そうとしても、難しさや課題が残るという声も耳にします。

記事をまとめながら、たまに通路やエレベーターホールで顔をあわせるといつも、何かしらの声がけをしてくださる編集長が何人かいらっしゃったのを思い出しました。

それはたわいもない雑談のときもあれば、次の企画の声がけを兼ねていたり、ときには誌面づくりについてのリクエストであったりしました。私のような外部のスタッフに対してもそうなのですから、おそらく全ての方にそうされていたのではないでしょうか。

おかげでいつも編集部に常勤していなくとも出された指示の意図が推測しやすくなったり、打ち合わせの際に話しやすい空気が醸成される効果があったような気がします。そして、こうした小さなキャッチボールの積み重ねからトップの想いが伝わりやすくなることで、数多くのスタッフが関わる一冊の雑誌にひとつの明確なスタンスが生まれていたのだと思います。

今はオフィスでもメールに加えてチャットツールでのやりとりが増えています。それだけに、相手に対する想像力をもつこと、対話スキルが落ちないように相手のリアルな反応を五感でキャッチする場を意識してもつことの大切さを改めて感じています。


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