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伝説の任天堂の元社長・岩田 聡さんに学ぶ「適職」と「生き様」

「なぜ日本には
スティーブ・ジョブズが出てこないのか?」

との問いがあったなら、

「日本にはちゃんと
任天堂の岩田社長がいたじゃないか!」

と答えていただきたい。

2人とも、社長・経営者でありながら、
その大元は天才的プログラマー、
エンジニアであったことが共通しています。

それに加え、
岩田社長には「人望」までもが
備わっていたのです。

有名なエピソードのひとつに

岩田社長は
赤字時代の任天堂株主総会で
「社員をリストラしないのか?」
と株主から言及されたのに対して
「社員が不安に怯えながら作ったソフトは人の心を動かせない」
と返したそうです。

そんな岩田社長の任天堂だから、
マイクロソフトが
マリオの生みの親で知られる宮本茂さんを
当時の給料の10倍で引き抜こうとしましたが、
宮本さんは「仲間がいるから」と断った
というエピソードもあります。

「とんでもない高校生が札幌にいる」

高校時代にヒューレット・パッカード社の
プログラム電卓「HP-67」と出会い、
彼は独学でプログラムを学び、
ゲームを自作しました。
そのゲームがHP社に送られ
「とんでもない高校生が札幌にいる」と、
話題となりました。

数多くの名作ゲームを生み出した
天才プログラマーであり、
任天堂の社長に42歳で就任しました。


そんな突出した人物である岩田社長の
「自分の適職の探し方」
についての持論を紹介します。

好きじゃないけど得意なこともありますし、
好きだけど、実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。
だから、仕事というのは
「得意なこと」をやった方がいいんです。
好きだけど得意じゃないことに溺れると、
仕事っておかしくなることが多いんです。

自分の労力の割に周りの人がすごくありがたがってくれたり、
喜んでくれたりすることってあるじゃないですか。

要するにね、「それがその人の得意な仕事なんだ」って話で。
逆に、自分的にはすごい努力して、
達成感もたっぷりあるのに、
周りからは「はあ?」みたいに思われることもあって。
それはね、本人が好きだったとしても、
実は不得意なことかもしれないんですよ。

ただ、気を付けなくちゃいけないこともあって。
簡単に言うと、
「自己評価と他己評価の違いに気を付けた方がいい」
って話なんですけれど。

要するに、
「自分の好きなことと嫌いなこと。
もっと言えば、自分がやりたいこととやりたくないこと、を
自分が得意なことと得意じゃないこととイコールだ」
と思い込んでる人が多いです。

本当は、それってかなりズレてるのに。

それが大切なんじゃないかと思うんですよね。
あと、もうひとつつけ加えると、
本当は得意になる才能を持ってるんだけど、
「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って
本人が勝手に思ってることってあるんですよ。

たとえば、世の中に、
「オレはマネージメントが得意だ」って
最初から思ってる人なんていないんですよ。

マネージメントが最初から選択肢に
入ってる人なんていないんですよ。

わたしだって、最初は苦手でしたよ。
でも、そこで、わたしは苦手なんだ、
って思い込んでいたら、苦手なままじゃないですか。

だけど、わたしの場合は、
自分がやる以外にないなという強いめぐり合わせによって
それをやることになったんですけど。

その人は、最初のうちは、
つらそうにするんです。
だけど、
「こういう見方もあるよ」
「こういうふうに考えるといいよ」
と少しずつ伝えていくことで、
結果的に「おもしろくなってきました」
というふうになるんですね。

もともとは、マネージメントなんか大きらい、
「ぼくはものをつくるのが好きだから、
ものづくり一筋の職人としてやっていきたい」
と言ってたような人が、
「人にものを教えるのは、おもしろいなぁ」
って、変わっていく人を何人も見ました。

それは、その人が気づいてないだけで
じつはその人がもともと持っている才能なんですね。
その人自身は気づいてなかった部分を
誰かが探すことができたとき、
人は思いがけない方向に伸びていくことができるんですよ。

得意なこと。
自分の労力の割に
周りの人がすごくありがたがってくれたり、
喜んでくれたりすること。
「オレは苦手だ、わたしは苦手だ」って
本人が勝手に思ってること。

とても鋭い視点ですね。

他にも、
数々の名言を残されています。

わたしが見つけた天才の定義があります。
人が嫌がるかもしれないことや
人が疲れて続けられないようなことを
延々と続けられる人、
それが「天才」だとわたしは思うんです。

優れた才能だけではなく、
困難や苦労に耐え、継続して取り組むことの重要性。

出口の見えないときは、つくりながら考える。
一歩進むと根っこのコンセプトが
具体的なアイデアで補強され、
骨太になっていく。

行動を起こすこと、試行錯誤しながら
進みながら考えていくことの重要性。

リスクをとらないところには達成感はない。

時にはリスクを冒す重要性。

私は、ずっと前から自分が誰かと仕事をしたら
「次もあいつと仕事をしたい」と言わせよう、
というのがモットーだったんです。

自分の仕事に誇りを持ち、
協力者やチームメンバーとの連携することの重要性。

名刺上、私は社長です。
頭の中ではゲーム開発者です。
でも、心はゲーマーです。

自身の地位にこだわらず、
スキなゲームに情熱を注ぐ重要性。

自分が何に向いていて、
何をすれば周囲に認めてもらえるかを
一生懸命探していれば、

必ず仕事のチャンスはくるし、
そういう人のところに
運も巡ってくるんじゃないでしょうか。

自分の強みや価値を見つけるための努力、
周りから認められるための努力の重要性。

人は全員ちがう。そしてどんどん変わる。

個人の成長や変化を大切に考え、
人それぞれの独自性と変容を尊重する重要性。
柔軟な思考や視点を持つことの重要性。

どの程度大変かということを
漠然と知りつつも、
なんとかなるという前提でいるんです。
リーダーってそうじゃなきゃいけないですよ。

何とかなるという前提で
すべてが動いているからこそ、
みんながなんとかしなきゃって思うんです。

チームを統率し、困難に立ち向かう際にも
常に前向きな姿勢を持つ重要性。

わたしはいつもそうなんですが、
好きか嫌いかではなく
「これは、自分でやるのがいちばん合理的だ」
と思えば覚悟がすぐに決まります。

合理的な判断を重視して行動することの重要性。

ロジックも必要ですが、
機を見てロジックを脱する
思考と行動がとても大切だと
私は思っています。

論理的思考を重視しながらも、
時には直感や柔軟なアプローチを取ることの重要性。


これらの数々名言は、
岩田社長の人柄と考え方を反映してして、
彼のゲーム開発への情熱と使命感。
そしてゲーム愛が伝わってきます。
ゲームだけでなく、
人生や仕事においてもとても参考になります。

また、岩田社長は、
HAL研究所の社長時代から
たくさんの社員の方と
個別で面談をされていたそうです。

そして、任天堂の社長になってからも、
社内の人とのコミュニケーションを欠かしませんでした。

「なぜこの会社に入ったの?」
「いままでやってきた仕事の中で
 一番おもしろかったことってなに?
 一番つらかったことってなに?」

こうした質問をされていたようです。

つまり
「あなたが大切にしてきたことは何ですか?」
とたずねていたのでしょう。

これには、
我々もハッとさせられます。

早逝の天才・岩田 聡さんの数々の名言から
適職・人生・生き様を学ぶことができますね。

だから、私は任天堂が大好きです。

<参考にさせていただいたサイト>
https://www.1101.com/books/iwatasan/free/free.html
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20141226033/
https://togetter.com/li/969039

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