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人生に悩むジェッツが観て救われた映画「さかなのこ」。これは、オススメですよ。

さかなクンの半生を描いた
映画「さかなのこ」を見ました。

これは、人生の生き方で悩む人必見の映画です。

「好き」の大切さ。
それを受け止める母親の教育方針。

色々と学ぶことばかりでした。

さかなクン本人も
「ギョギョおじさん」という
近所の魚が好きな変人役で出演していました。

世間に見いだされなかったとしたらという
ダークサイドの「もう一つの未来」を
暗示しているようでした。

本当に「好き」は大切だけど
それで生きていくには「運」も必要だと
考えさせられました。

さかなクンという孤高の存在を
きちんと表現できるのか?
と見る前は心配していましたが
のんの名演技で表現できていたと思います。
とても、いい映画でした。

そして、名言だらけでした。

高校の進路相談の三者面談にて
母親が

この子はお魚が好きで。
お魚の絵を描いて。
それでいいんです。

と堂々と言い放ちます。
これには、グッとくるものがありました。
母親の覚悟みたいなものを感じました。

お魚に関する仕事をしようと
色々試みますが
「水族館」も「寿司屋」もダメと
なっていた時には

広い海に出てみなさい。

と諭すのです。
この言葉には、私自身も救われた気がしました。

ある時、
子どもを連れて転がり込んできた
同級生に

普通じゃないよね私たち。

と、聞かれ

普通って何?
ミー坊にはよくわからないよ。

と答えます。
そもそも、普通ってなんだ?
って考えさせられますし、
「普通」に凝り固まる頭を解きほぐされた気がしました。

また、別のやんちゃしていた同級生が
TVディレクターになって、
変わらず一途に魚の絵を描き、
魚に関する仕事をしているミー坊を
番組に起用したいと、

テレビの向こうにミー坊の話を
聞きたがってるやつが
いっぱいいると思うんだよね。

と説得します。
この言葉には、
私のハートも撃ち抜かれました。

主人公のミー坊は、
ずっと「ミー坊新聞」という自分メディアで
自分の好きをずっと発信しているんです。

それを、先生が後押しするんです。
そして、生徒のみんなも。
そして私も「自分のメディアを持つっていいな」
って思いましたし、後押ししたくなりました。

TV番組の最後で感想を聞かれ、

ミー坊はお魚さんが好きで、
とにかく大好きで夢中になって追いかけていたら
気がつけば今日ここに座っていました。

好きに勝るものなしでギョざいます。

と、挨拶します。

これにも、グッときました。
「好き」を追いかけたこと、
母親や周りの仲間の応援で、
「好き」が仕事につながったこと。

いい映画やんかいさ~涙

いい映画でした。
ご覧になられていない方は
一度見られることをオススメします。

ここからは、
映画と関係ないのですが、

ハコフグの帽子を選んだ理由

ちっちゃなハコフグちゃんが、タイやブリにドンッとぶつかっても、フラフラになりながらも
ギョンばって(頑張って)泳いでいた姿に、すギョい勇気づけられたなと思い返して、
自分も大人になってもあのハコフグちゃんのように、
ぶつかってもしっかりとギョん張りタイなという、
そういう気持ちがあったので、
よし!だったら身にまとうときはハコフグちゃんがいいと思って、
ハコフグにしました

中学時代は「水槽学」と間違えて「吹奏楽部」に入部。
しかしソロサックスで金賞受賞経験有。


初めてまともにテレビに出たのがTVチャンピオンの魚通選手権で、
専門家でも何でもない一般人(しかも高校生)が準優勝して、
その後5連覇して殿堂入り。


イジメに対してのコメント
(生物学者としての視点が素晴らしい)

いじめられている君へ 
中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。
中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。

要するに、

狭い閉鎖空間におくと
魚でもいじめが発生する。
これは個体の問題ではなく
一定条件を満たした環境で
発生するマクロ現象なので、
避けるにはいじめの発生条件をなくす
広いオープンワールドを目指せ。

っていうことです。
さかなクンの生物学者としての視点が素晴らしいと思います。


中学校3年生の若さで
学校で飼っているカブトガニの人工孵化に成功し、
新聞に取り上げられる。


絶滅したと思われていた
クニマスの再発見に貢献した。(歴史的発見)

天皇陛下よりクニマス再発見を賞賛された。

天皇陛下の前でも魚の帽子を取らなかった。


国会の調査会でもハコフグの帽子を着用して出席した。


イギリスBBCの番組で「世界で3本指に入る魚に詳しい人物」と紹介された。

さかなクンは、
本当に生きる伝説なのです。





好きに勝るものなしでギョざいます。


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