悪質業者?たぶん悪質業者!はじめて「クーリングオフ」をやってみた話。
「クーリングオフ」
この「クーリングオフ」という名称は
知っているものの
実際に自分がやったことはもちろん、ない。
自分の周りでもやったことがある人がおらず
「存在はするも、自分の知らない世界の話」だと思っていました。
えッ!?96万??
その日に契約!?
それアカン業者やで絶対!!
妻の電話がヒートアップしてきました。
どうやら、
義父が訪問販売で来た業者の、
家庭用蓄電池系の給湯器とIHのリフォームの契約を
したようです。
その会社の電話番号教えて!!
3日以内に契約をしないと
特別価格にならないみたいな話をされて
義父は、慌てて96万円の契約を即日でしたとのことでした。
今、ネットでその電話番号調べたけど
別の会社の名前で、住所も違うで!
他府県から、
ど田舎の義理の実家へはるばる来ての訪問販売です。
田舎者の老夫婦を狙ったのかもしれません。
冷静に考えて、
商品の故障の時に、他府県では対応が遅くなる。
(せめて、地元近くの看板を出している工務店か家電量販店にしてほしい)
フリーダイアルの電話番号を、
インターネットで調べると別の会社の情報が出てくる。
(電話窓口だけ別の対応とかか?それにしてもそんな会社は良くない)
3日以内でないと特別価格ではないと、
半分脅しのような契約をするのはおかしい。
(契約書を見ると本体価格などはネットと比べても、さほど高くはないが
工事費用が1日での工事の割に以上に高いなんと30万円!)
嫁さんが、断るべきだと強く主張。
電話は一旦終了しました。
そして次の日
義父も朝から警察に行き、
クーリングオフのハガキを送った方がいいとアドバイスを受け
一気に契約解除へ動くことになる。
こんな時 無職の私は、機動力抜群です(笑)
契約書を一時、借用し、
コンビニでハガキを購入。
契約書の裏面の「クーリングオフのハガキの書き方の図」を参考に
書こうとするも、色々ややこしくしてあることに気づく。
こりゃ、年寄りはよくわからんってなるわな!
そして、謎のフリーダイヤルに義父が電話するも、
「担当者から折り返す」と言って
ずっと連絡無しだそうだ。
このフリーダイアル自体何かあやしい。
絶対におかしい。
「書名受領日」って何やねん!!
インターネットで調べたら
「契約日」でOKのようでした。
「書名受領日」って何やねん!
って年寄りなら、もっとわからなくなるわな!
そして、
「役務」ってなんやねん!
そして、
申し込みは撤回し、または契約を解除します?
何なん?この不可解な文章。
この書き方だと、
ただの「ハガキの差出人」の情報に
見えてしまうではないか!!
老人を混乱させようとしている?
時間稼ぎをしてクーリングオフ期間を
過ぎさせようとしている!?
悪質やんか!!
とりあえず、インターネットの記入例等を参考に、
「通知書」と一番上に書いて体裁を整えて、
はじめてのクーリングオフハガキを完成させました。
なんとも、わかりにくい書き方の図だ。
そして、郵送局へ行き
「配達証明」で郵送をお願いしました。
後から調べてみると、
どうやら「簡易書留」でもよかったみたいです。
義父もようやく悪質だと理解したようです。
義母も
契約を急かして、おかしいと思っていたとか。
娘に相談したいと言うと、
「あなたの家ですよ、
子どもに親が聞いていてどうするんですか!
まだそんな歳じゃないでしょう!」
と言われたそうだ。
これは、
老人世帯を狙った
クーリングオフに慣れた
悪質業者の仕業だ。
そう確信しました。
それよりも、
他の悪質業者が
目をつけないか心配です。
日経平均株価も上がって来て、
義父の財布も緩くなってきた2023年秋。
私の、はじめてのクーリングオフ体験は、
無事終了しました。
いきなり96万円の契約を結ぶ。
義父もずいぶん歳を取ったものだ。
そう思ったのでした。
なんしかカッコいい大人になろう。
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