婚約指環として、誰もが憧れるティファニーの指環。
大きなダイヤモンドが、リングの真上にセットされ、６本の爪でしっかり固定されたその指環は、シンプルなデザインゆえに人気の商品となっています。
技術的な事で言うと、セットされたダイヤモンドを最大限に輝かせる為に、あらゆる方向から自然光を取り込めるデザインになっています。

ここからは、私の意見ですが、このティファニーリングに隠されたシンプルさゆえの３つの機能性を考察します。

①「場所を選ばない」
一つのダイヤモンドを中心にセットしたこの指輪は、シンプルな見た目ゆえに普段使いができます。普段の生活で、買い物に行く時や、家で掃除している時、また、友人の結婚式や、パーティーなどの非日常な時でさえも身につけることができますよね。

②「ファションを選ばない」
シンプルなリングデザイン故に、普段の洋服から、パーティーに参加するときのドレスコーデ、お仕事の時のスーツまで、全てのファッションに合わせられるアイテムだと思います。

③「時を選ばない」
時々、私のお店に来られるお客様から、「今持ってる指環を娘に譲りたいけど、デザインが古くて、、、」という相談があります。
確かに、その指環を見てみると、地金面積がかなり厚く、小さなダイヤモンドがぎっしり使われており、少し無骨な印象がありました。
このティファニーの指輪デザインは、シンプルな構造ゆえに、見た目のラインも繊細で、時代の変化によるデザインギャップもありません。３０年、５０年、１００年経ってもこのデザインは、古臭くならず、代々受け継がれていく指環だと思います。

「場所を選ばない」「ファションを選ばない」「時を選ばない」
Simple is Best。
まさに、SDGSの時代にこそ、求められる機能性ですね。

LuckyMerryGems 駒川ジュエリーサロン
門馬　哲史