いろんな国に住みたい

30才の時にアメリカに住み始めて、海外に住むことの素晴らしさを実感した。
それまでの狭く凝り固まった価値観が崩れていくのが爽快だったし、多様な価値観を受け入れることが人にやさしくなれることだと思った。
そして、死ぬまでの間になるべく多くの国に住んでみたいと思うようになった。

しかし色々な国に住むという夢を実現するには様々な課題をクリアしなくてはならない。
まずはお金である。引っ越しを繰り返すことは当然お金がかかる。

伝統的な高収入ジョブはひとところに住むことを前提にしている場合が多く、どこに住んでもOKということにはならない。

そこで私たちは考えた。
幸いにしてIT社会の幕開けである。
パソコンひとつと携帯電話があればどこでも仕事は出来るだろうと。
ノマドワーカー的な働き方は出来ないものか。

皮肉なもので、当時アメリカでしていた仕事はアパートのレンタルという不動産的な仕事で、文字通り地に足のついた仕事であった。
しかし、その後、日本→トロント→モントリオール→東京→バンクーバーと引っ越しをする中でその仕事を維持することに成功し自信をつけた。

いつでもどこからでもビジネスを立ち上げられる能力があればやっていける。
幸いにして東京の5年間で培ったご縁は切れていない。

今後、北欧にも住みたいし、イタリアにも住みたい。
よりスキルを深堀りして、生き抜いてみたいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?