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「葬送のフリーレン」

僕はアニメ(いわゆる毎週やるようなタイプのアニメ)は2年前までほぼ見なかった

あるひとの紹介で見出してから、今日までだいぶ数多くみることになった

もちろんこの世界は、ガチ勢がたくさんいるから
見てると言える状況じゃないかもしれないけど、それでも2年で本数は本当に山ほど見たと思う

その中で二度繰り返したアニメはない

ファーストガンダムだけは二度どころかもっと見てるけども、それ以外はない

でも、このアニメは自然と二回目もみた

素晴らしい

これが子供向けだなんて信じられない、どう見ても大人が鑑賞して何かを感じる内容だと思う

勇者一行の誰もが素晴らしい

こんなにかっこいい大人ってそうそういるものじゃない

ヒンメル
ハイター
アイゼン

誰もが本当に素晴らしい
特に、長い描写があったせいか、フェルンのおかげなのか
ハイターに関しては、涙が止まらなかった

かっこいいなあと思った
こんなふうに生きられたらなあと思った

もちろんヒンメルもアイゼンもかっこいい
特にヒンメルは
話が進んでいくに従って回想シーンでかなり出てきて
その度に驚かされる

なんていうか

人生が儚いものであることを理解して
それでも、楽しもうとする姿勢
そして、自分のためというかなんというか達観した価値感やものの考え方が本当にすごい

自分も好きな人ってどこか達観してるというか
そこにいないというか
なんかどこか自分の見えてないところをぼんやりと見ながら自分に対峙してくれているというか
そんな感じがする

おじいちゃんおばあちゃんにもそんな感じの人がいる

ああいうの見ていると、歳をとることも何か希望が持てる

欲を捨ててから、いや捨てているわけじゃなくて
何か人間世界を達観してから
すごく落ち着いた何かが見えている感じ
あれがいい

実際に調査でも、人間って39歳から42歳が最も辛くて
そこからピークアウトして65歳くらいから70歳はだいぶ
明るい考え方・感じ方になってくるらしい

そうでない人は山ほどいるけど、統計ではそのようになっている

なんかいいなと思う

他のアニメでは鬱展開や辛いことも山ほどあった
このアニメは、そう言ったものはほとんどない
でも切ないし、すごく深い感動がある

全てはフリーレンという
人間を超越した長く生きるエルフという主人公を据えたことにあると思う

歳をとっているけども子供
子供だけどとんでもなく長老

すごい存在だと思う

まだまだアニメはすごい作品が出てくるなあ


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