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行間なんて読めない 自分用取説

いつの頃だか「あ。自分は空気というものが読めていないのだな」という事に気づいた。
仮にもお話しを描くものとしてどうなんだろう?という気もしないではないが、いわゆる行間というものが読めないらしい。
大人になりさすがに「今度飲みに行きましょう」が社交辞令だとは理解しているけれども。

え?いつ行きます?(ワクワク)
と問い返してしまうような気質が僕にはある。

人から「程よい距離感を保ってくれるよね」と言われる事がある。違うのだ。距離感がわからないので、いきなり距離を縮めてしまい、引かれてしまう。そんな失敗を繰り返し、なるべく近くならないように距離をとる事を学んだのだ。これでも。

褒められれば額面どうりに受け取ってしまうし、皮肉なんてものはてんでわからない。
「あ。ありがとうございます!」という具合である。
後になって「は!あれはイヤミテコト?」と突如ちいかわみたいな自答がはじまってしまうのだ。

そんなわけで自分用の自分取説を心に持っているわけです。まぁ心のクラウドストレージに保存してあるので、しょっちゅうデータロストするわけですが。

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