エッセイ

#01 カリスマ美容師やめた。【美容師として生きる】

初めまして。こんにちわ。

ジミーと言います。

良かったら覚えて下さい。

いきなりですが、僕ジミーは

“人気カリスマ美容師”

でした。

そうです。過去形です。

ただ現在も美容師として活動はしてます。ゆっくり、まったり。

こうやってブログを書けるくらい余裕のある生活の中で。

興味ない人がいたら申し訳ないですが、一応その時はかなりのお客様から指名を受けて美容師として技術や指名などを確立しました。

でも今はそこまでやっていません。

当時担当していたお客様の中で「まだ切ってほしい」と要望のあった方だけ完全予約制でやっています。

美容師として、人気になる事、たくさん指名される事、多くの方の髪を綺麗にできる事、どれも素晴らしくやりがいのあること。

もちろん美容学生の頃も、アシスタント頃もずっと理想はそこでした。

しかし

スタイリストになり、どんどん美容師として成長していく中で何か自分の中で美容に対して「?」に思う部分が増えてきました。

「?」の部分はこのエッセイを読んでいくと、いつか分かります。たぶん。美容に携わる人なら一度は感じた事があることです。

それだけが原因で辞めたのではない。

だけど僕は「?」の部分を美容師時代にどうしても解決出来なかった。美容師になって初めて解決出来なかったこと。

「?」の部分はお客様に対しても、お店のスタッフ、そして美容業界全体で絶対これから問題になってくることです。

美容師になるのが夢でたくさん努力した。カリスマ美容師と言われるまでこれた。

だけどその時僕は「笑っていなかった」。

とても不思議でした。

仕事は好きで、休む事もない。 だけど毎日辛かった。

お客様に、美容師の後輩に、「本音で全てを話す」ことが出来なかったから。美容師という立場だと。

僕は今の時代では絶対ありえないようなアシスタント時代を過ごしています。

地獄のアシスタント時代。

この時代がどこか自分の心をおかしくしてしまったのかな?


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ジミーでした。

自信と励みになります。