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100均「ON AIRランプ」で遊ぶ

 hamlife.jpに「<全国の「Seria」で販売スタート>100円ショップで買える! ミニサイズの「ON AIRランプ」が話題に」という記事が掲載されてから、このランプを手に入れたという報告やら電波が受信できたときだけ光るような改造をしたやら、盛り上がりを感じます。私は流行りものには弱いのですが、たまたま入手することができましたので、まずは電池を入れて点灯してみました。

「ON AIRランプ」を点灯させたところ

外見の雰囲気は良いのですが、光が均一に届いていないので少々不自然です。まずはここから改善を試みます。ネジを4つ緩めると簡単に分解できます。LEDからの直接光が強すぎて光が全体に周っていかないのが原因だということがわかりますので、間接照明になるようにLEDにアルミ箔を両面テープで貼り付け、直接光を遮光しました。

LEDにアルミ箔を貼り付ける

その結果、文字の無いところが明るいという状況は改善されました。

LEDを遮光した後

 次に自動点灯を試みます。電波を受信してスイッチングするという方法もありますが、もっと簡便に無線機から信号を取り出すことにします。今回はTS-820で実験しました。この時代のTRIO (現Kenwood)の無線機(TS-120, TS-520等)には外部VFO端子に送信時にリレーを駆動するための信号が出ています。TS-820の場合は、背面の9ピンMTソケットがそれです。通常は8-9ピンをショートしたコネクタが挿してあるはずですので、これをそのまま流用します。回路図を見ると、ピン3がGND、ピン5がRLとなっています。そのため、ピン5から適当な抵抗(今回は3.9kΩ)を直列にいれて電池のプラスに、ピン3は電池のマイナス端子に接続すれば動作するはずです。

TS-820に接続して送信時に点灯させたところ

明るさや光むらは改善の余地があるものの、狙い通りに送信時のみ点灯するようになりました。CWでブレークインを作動させると、リレー音とともに点灯するので小気味いい感じになります。 de JM8SMO

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