子どもは中学生。4月から2年生に上がれるみたいだ。
通信簿を見たら、1つ上がって1つ落ちて、伸びしろがたくさん。

中学校の制服を着たマネキンを見ると、1年前を思い出す。

元パートナーの暴力沙汰があり、別居に踏み切る。見つけた戸建の借家は同じ市内だが、小学校の友達は一人もいない。
卒業式に着せるため採寸した制服が無駄になるかもしれないが、生活環境を整えなければと、元パートナーと建てた家から離れることを決意。
だが、明日は契約日という日。
学区の中学校にやりたい部活がないことが判明し、契約は白紙に。

その後、別居前の家からそう遠くないアパートに空きが出ることが分かり、契約。リフォームがあり、引っ越せたのは5月末。
その間、元パートナーが「さっさと出ていけ！」としびれを切らして暴れ、警察を呼ぶ羽目に。

入学当初は落ち着かなかったようだ。
でも素敵な担任に出会えて、勉強を頑張ろう、委員会活動もやってみよう、やっぱり大学には行きたい、理数が苦手だからちゃんと勉強しよう…。
目標が出てきた。

昨日は終業式。
ホームルームの時間に、先生から退職の報告があったとのこと。
（他県で教員を続けられるようですが、一旦「退職」扱いなのですと。）
部活の顧問もされていたから、悲しむ在校生もたくさんいるでしょう…。
コロナ禍で離任式は中止。学校との心理的距離がだんだん遠くなります。

別れもあり、出会いもあり。
前を向いていこう。