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墓参りの苦悩

墓参りに行くと、先週くらいに父が妹達が来たらしい具合の花が活けてあった。

最近は墓地公園で売っている花も値段が以前の倍くらいにはなっている。
墓石の両側に花瓶があり、以前は500円分の花束でなんとか両方活けられたのだが、最近では片方分くらいしかない。
お盆に来た時にそれを知っていたので、今回は花をイオンで調達していくことにした。

変に葬祭業に従事したおかげで、花は対で供えなければ気持ち悪い位の感覚は成長していた(笑)
先週くらいに来た人は、花の価格高騰に手を上げてか、花瓶の片方のみ花を活けて帰っていまして。
母は花好きだったから、片方だけなんて不謹慎だ…と怒っているかもしれません。
花は対にしましたよ。
ただね、その花スーパーのおつとめ品なの…ピンクのピンポンマムがちょっと枯れてたけど、MOTTAINAI精神は最近のトレンドだからね。許してくださいませ。

で、ここからはいつも悩むこと。
買ってきた花を活けるとき、根本を束ねている輪ゴムは外す?外さない?

私は、外さないと中の方の花が苦しく感じるかなと思うので外してほぐして活けます。
妹や父は外さずにそのまま活けます。処分する時にその方が楽だからなのでしょうね。
妹は、ガーベラの花を保護するカバーも外しません。
ガーベラの花は開くと重くなって頭を垂れるような形になるから、私も悩むのですが、わたしはこれも外します。
いつだか、ガーベラが花カバーをつけたまま墓地で枯れていて、切なくなりました。

外す外さないで言うと、線香を筒型に止めている紙テープ、あれも外すか外さないかで悩みます。
外して火を着ければ、全部燃えてくれますが、灰が飛ぶので後始末が少し面倒。(元夫は外す派だったな)
外さなければ火を着けやすいが、しつこいくらいに点火しないと束の中心が燃え残る。(私は外さない)
でも、線香盆はトレー型で線香を寝かせて置くタイプなので、外側の線香の火が中まで移ってくれると信じている。
本来なら線香が燃え終わるまで居るべきなのでしょうね。

そんな小さな悩みを抱えて、墓参りは無事に終わりました。
年末が忙しいので、次は来年かな。

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