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二十四節気~清明、穀雨~

▪4月の流れ

2024年は4月4日からが清明、4月19日からが穀雨

清明は太陽おひつじ座期間の後半にあたり
穀雨は太陽おうし座期間の前半となります。

清明期間が始まってまもなく、4月9日におひつじ座で日食を伴う新月です。半年後のおひつじ座満月まで影響が続くといわれる新月です。

満月は4月24日にさそり座で起こります。

2024年4月の数秘は3[創造、工夫]。
新年度がスタートし、エネルギーを一方向に向けて全力で進みたい時期ですが、あれこれ迷い、確認や試行錯誤をしながら進む月のようです。

▪清明

花が咲き、草木が上へ向かってすくすく育つ時期で、文字からも春の清々しさを感じます。七十二候では、冬から春へと季節が移り変わり、往来する鳥たちの様子が表されています。

第13候 4/4~8 玄鳥至(つばめきたる)
第14候 4/9~13 鴻雁北(こうがんかえる)
第15候 4/14~18 虹始見(にじはじめてあらわる)

▪穀雨

春雨が降り、大地(穀物)を潤す季節になります。気候とともに、私たちの身体にも湿(水分)が溜まりやすくなる時期です。七十二候でも、水辺の葭や田植えの苗と、水をイメージするような内容で表されています。

第16候 4/19~24 葭始生(あしはじめてしょうず)
第17候 4/25~29 霜止出苗(しもやみてなえいづる)
第18候 4/30~5/4 牡丹華(ぼたんはなさく)

今年は4/16(清明の終わりがけ)から5/4までが春土用、春から夏への移行準備期間です。土用期間は揺らぎやすく、『水(雨)、感情(動揺)、冷え、むくみ、胃腸』といったワードが特徴的です。そこから七十二候を見てみると、第15候の虹始見(にじはじめてあらわる)では、雨上がりに見える虹に触れた内容であることも、土用が始まることとリンクしていて面白いなと思います。

▪この期間の体調面

先月同様、春は上に伸びようとするエネルギーが大きくなり、気が高まります。つまり、感情が高まりやすく、上半身に不調が起きやすくなります。新年度は緊張する場面も多く、身体に力が入りやすくなりますので、筋肉をほぐし、全身のめぐりをよくすることがおすすめです。

春の土用期間は、上記にあわせて胃腸のケアに注意が必要です。緊張感から胃腸不良になったり、雨が多くなると冷えやむくみなど身体に水分が溜まりやすくなったり、気分も沈みがちになります。今月の数秘3から見ても、外の環境から刺激を受けがちになりそうです。

腸を元気にする発酵食品(味噌、納豆、しょうゆなど)を取り入れたり、タスクも気分もため込まないことを意識して、お過ごしください!

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