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怒りの感情と上手に付き合うための考え方

こんにちは。
「誰もが自分の気持ちに正直になり、他人を思いやれる世界」
をつくるために発信活動をしているよっしーです。

今回は、「怒りの感情と上手に付き合うための考え方」
について書いてみようと思います。

あなたは最近、怒りを感じたことがありますか?

私たち人間は、感情の生き物です。
人生の中で、一度も怒りを感じたことがない人はおそらくいないでしょう。

怒りの感情はものすごく厄介なものです。
怒りの感情とうまく付き合わないと、
大切だった人との関係に亀裂を走らせてしまうかもしれません。


なぜ人は怒りを感じるのか?

そもそもどうして人は怒りを感じるのでしょうか。
ChatGPTに聞いてみました。

1、脅威や攻撃への反応
→自己や他者が脅威にさらされたり、攻撃されたりしたときに生じる自然な反応。
2、価値や信念の侵害
→個人や社会的な価値観、信念、期待が侵害されたときに生じる。
3、無力感や不満の表れ
→何かをコントロールできないと感じると、怒りが生じることがある。
4、ストレスや疲労
→ストレスや疲労が蓄積すると、感情の制御が難しくなり、小さなことでも怒りが爆発しやすくなる。
5、他者との関係の問題
→人間関係において、信頼が裏切られたり、尊重されなかったりすると、怒りが生じやすい。
6、遺伝的な要因
→怒りの感情は、一部は遺伝的な要因にも影響される可能性がある。

ChatGPT

遺伝的な要因の可能性があるとは初めて聞いたので驚きました。

・周りに攻撃されてしまった
・自分の価値があまり感じられない
・信頼を裏切られてしまった

など、怒りを感じるときはそれに理由がありそうです。

怒りは二次的感情である

日本のライフコーチの草分けである林忠之さんは、
著書である「ライフコーチング - 自分を強く育てる習慣」
「怒りは二次的感情である」と書かれています。

「恋愛で裏切られた」という体験は多くの人がしているかもしれません。

・浮気された
・利用されていると知った
・約束をドタキャンされた
・結婚を考えていたのに突然振られた

このようなことがあると、相手に怒りを感じてしまうでしょう。

恋人に裏切られたときに人はなぜ怒りを感じるのでしょうか。

・辛い、苦しい、悲しいなどのネガティブな感情
・ムカつく、許せないなどの攻撃的な感情
・「もっとああすればよかった」という後悔

人それぞれ違う感じ方があるでしょう。
また、1つの感情ではなく、複数の感情が混ざってしまい混乱することもあると思います。

ここで大切になるのは、
「怒りの前には必ずそれの元になる感情がある」
ということです。

・悲しいと感じたからそれを怒りに変えた
・許せないと思ったからそれを怒りに変えた
・後悔をしているからそれを怒りに変えた

もしあなたが怒りを感じたら、
まずは怒りを感じる前の自分の気持ちを受け止めてあげることが大切です。

こちらの記事では
「人を信じることの難しさ」について書いています。
よかったらご一読ください。

怒りをコントロールするための手順

「今、自分は怒っている」と認識する

それでは、どうすれば怒りをコントロールできるのかを考えてみましょう。

まずは、「今、自分は怒っている」と認識することが大切です。

こちらの本では、『反応する前に「まず、理解する」』ことが大切だと書かれています。

怒りを感じたら自分を客観的に見てあげて
「あ、今自分は怒っているんだなあ」と
言ってあげましょう。

なぜ、怒っているのかを考える

先ほども言ったように、
怒りは二次的感情です。
怒りの裏には必ず隠れた感情があります。

怒りを認識したら、
自分はどうして怒りを感じているのだろうと考えてみましょう。

悲しい、苦しい、辛い、憎たらしい、悔しい、怖い、嫌だ、寂しい…
負の感情がたくさん出てくるかもしれません。

このときに、
「こんなことを感じている自分はダメな人間だ…」
とは絶対思ってはいけません。

負の感情は人にとってとても大切なものです。

・悲しいと思うほど何かを大切にしたいと思っている
・苦しいと思うほど一生懸命頑張っている
・憎たらしいと思っているほどそれほど熱い思いがあった

負の感情があるのは、より良い未来を望んでいた何よりの証拠なのです。

「そっか、自分は今悲しいと感じているんだね…」
と自分の気持ちを優しく受け止めてあげましょう。

思いを言葉で伝える

怒りを感じるときは人間関係が原因であることが多いでしょう。
その人との関係をつなぎ止めたいのであれば思いを言葉で伝えましょう。

ただし、怒りのままに感情をぶつけてしまってはいけません。
また、相手を責めるような言い方もしてはいけません。

「こういうことを言われて自分は悲しかった」
「あなたの態度を見て怖いと感じた」
「気持ちを踏み締められて悔しかった」

なぜ怒ったのか、その裏にある感情を淡々と伝えましょう。
相手を責めるのではなく、「自分はこう感じた」というものを伝えてあげましょう。

もちろん、人間関係が元に戻る保証はどこにもありません。
けれども、大切にしたい関係であるのであれば、きちんと向き合って思いを言葉で伝えたいものです。

「一つ止まる」と書いて「正しい」と読む

最後に、僕の好きな言葉を紹介させてください。

「一つ止まる」と書いて「正しい」と読む

車の運転で、どんなにハンドルさばきが上手でも
ブレーキがかけられない人は事故にあってしまいます。

人間関係も同じです。
一度発した言葉や行動は取り戻すことはできません。

何かを言う、するときは、必ず一度立ち止まって
「それで相手は幸せになるのか」
をいつも考えていたいです。

自分の言葉や行動を
相手を傷つけるために使うのではなく、
相手を幸せにするために使っていきましょう。

ということで今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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