私「学校って色々制限があって大変だよね～。
母ちゃんも子供のころ、学校大変だったんだよね～。
嫌なこととか悲しいこと、辛いこと、
悔しいことたくさんあったけど、
今となっては嫌なことも
やってて良かったなぁって思うんだよね。
嫌なこともたくさん経験したから、
今の母ちゃんがいる。
全部、大切ないい経験だったんだよね～。」

ふと、そんなことを息子に話していた。

だけど、こんな言葉。

私が子供の頃、どこかしらで聞いたことのある言葉で
リアルに今、嫌だなぁと感じてる私には頭では理解できても、
心ではそれを理解することはできず、

「いや、そんなこと言われても
嫌なものは嫌なんですけど。
あぁ。苦しい。辛い。」

と、ずっと苦しみの中で生きていました。

だから、息子に話しても
『今、嫌だな、辛いな。』
と、思っていたら、この言葉は届かないだろうな。
って思ったので、
「今はわからなくても、そう思えなくてもこうなんだよ！」
というような強制はしたくなかったので

「って聞いたらどう思う？」

と問いかけてみました。

すると、不思議そうな顔、
だけど、興味津々のような
そして、ちょっと安心したような顔で
『わかんない。』と答えた。

「そうだよね。わかんないよね。
それでいいんだよ。
わからなくていいんだよ。
これから少しずつわかっていけばいいんだよ。」

息子にプレゼントした言葉は
私自身が救われた言葉でした。

「わからない」という状態は、
人にとってとても居心地の悪い状態のようです。
だから、手軽にすぐ埋めることのできる答えで
埋めようとしてしまう。

それが自分に合うものでなければ、
その後も居心地の悪い状態が続いてしまう。

「すぐに答えがわからなくてもいい。」
と思うことで、焦らずゆっくり
自分にぴったり合う答えを
見つけることができる心のゆとりができました。

「答えはこうだ、正解はこれだ」
と教えてしまうよりも、
「自分で探して見つけて決めていいんだよ。」
って言われると、自分で何だろうと考え、
探そうとするそうです。

息子にもそして私にも宝探しをするように毎日を楽しく
過ごしてくれたらいいなぁと思う今日この頃です。

最後までお読みいただきありがとうございます！！