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母と過ごした一夜

何歳になってもやっぱり母は母。
私は娘。
無条件に甘えの気持ちが生じた。

ここ最近、ずっと気を張っている状態だったから、久しぶりに気を緩められた気がする。

昔から変わらないマイペースな母。
なんだかそれが落ち着いた。

母はいつも自分のことで
いっぱいいっぱいで、いつも忙しそう。
だけど、いつも楽しそうで、幸せそう。
自分のために、時間を目一杯使っている。

今日、母から学んだこと

人にはキラリと光って見える一面と、
どんより曇って見える一面がある。

他者を見る時、自分がどちらを見て、
他者と接するかは自分で選ぶことができる。

キラリと光る部分を見て、
その人と接していれば、
その人ももっともっとキラリと光る部分を
見せてくれる。

曇って見える部分を見て、
その人と接していれば、
その人は曇っている部分を見せるだろう。

仮に光っているところを見せたとしても、
それを曇りに変換して
見てしまうこともある。

他者をどんな風に見るかは、その人次第で
他者の見方を自分が変えることは
容易ではない。

母から見て、とてもいい人だと
思っていた人が、
親子間でのトラブルがあった
という話を聞いて、
きっと母はその人の
キラリと光る部分を見ているから、
いい人なんだろうって思った。

母がいつもニコニコ、
キラキラしているのは
色んな人に対しても、出来事に対しても
キラリと光る部分を見ながら
過ごしているからなんだろう。

親子とか夫婦とか、関係が近くなるほど、
光る部分だけを見るのが
難しくなるのかもしれないけれど。

それぞれに自分の理想やこだわり、
居心地の良い過ごし方があるから、
その相違を、ひとつひとつ納得のいく形で
うまく折り合いをつけていかないと、
うまくいかないんだろうな。

私も今は母と離れて暮らし、
お互いの生活のことには、
親子であってもそれぞれだしと
介入しないスタンスだから、
穏やかな関係を築けているのだろう。

子供の頃は、自分のことで
いっぱいいっぱいな母に、
十分に甘えて自分を満たせた感を抱けず、
淋しさを感じていた。

母も相当な凹凸人間で、
私も母に劣らず凹凸人間になったけど。

お母さんに対して今思うのは

どんなお母さんでも、
娘の私はやっぱり無条件に
お母さんが好きだな。

私も、母と同じように
自分のことでいっぱいいっぱいに
なってしまう癖がある。
子供に十分に目を向けられないことに
心が痛む。

だけど、こんな私にも息子は
「お母ちゃんが好き」と言ってくれる。
そのことにただただ感謝して
「ありがとう」と、
息子を抱きしめることが、
私が息子にできる唯一の精一杯の
愛の伝え方。

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