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『絵本作家』から本を選んでみよう


日増しに秋の気配が深まり、過ごしやすくなってきましたね。


秋と言えば、食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋・読書の秋…
いろんな秋を想像できると思いますが、私のオススメの秋は

『絵本の読み聞かせの秋』です!


おいも、どんぐり、柿、栗、かぼちゃなど秋の味覚から、十五夜に向けてお月様の絵本、もみじ、と千葉などの秋の美しい風物詩・・・

また、遠足、運動会、ハロウィンなどの楽しい行事まで、実は、秋を感じる絵本は盛りだくさんなんですよ。

是非、秋の夜長に、子どもとの時間を絵本の読み聞かせで楽しんでくださいね。


さて…前置きはこのくらいにして
早速、本題に入りますね。

        

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あなたは、どのようにして絵本を選んでいますか。


表紙やタイトルを見て目にとまったもの、長年にわたり出版され続けているもの、育児書や図書館司書さんの「おすすめの絵本」などを参考にしているかたが多いのではないでしょうか。


本屋さんに行くとたくさん絵本がありすぎて、絵本選びに迷ってしまいますよね。

私もそうでした。


なので、子どもに読み聞かせを始めた当初は、とにかく手当たり次第、図書館で絵本を借りては毎日子どもに読んであげていました。


そのうち、絵本をたくさん読めば読むほど絵本の魅力に惹かれて、お話の背景までも知りたくなっていき、

そして、
5年くらい前から『絵本作家』から絵本を選ぶようになりました。



例えば…

お気に入りの曲があると、同じアーティストの他の曲も聴いてみたくなりますよね。新たな曲に出会って「これも素晴らしい!」と思うことがあります。この感覚と同じように、絵本も同じ作家が描いた本に興味を持つことがあります。


自分の好きな絵本作家はどんな作品を書いているだろう…

絵本作家は、特有のスタイルやメッセージを持っているため、一度好きな絵本を見つけたら、その作家の他の作品も楽しむことができます。自分のお気に入りの絵本作家がどんな作品を描いているのか、探求することでその作家の世界観を理解しやすくなります。

絵本作家を知ることは、絵本を深く知ることにつながります。

そして、子供のお気に入りの作家を見つけることは、親子の読書の幅をさらに広げる手助けとなりますよ。



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【私の好きな絵本作家の紹介】


ここでは、私の大好きな絵本作家さんの
林 明子さんを紹介をいたします。


林 明子
1945年東京生まれ。横浜国立大学教育学部美術科卒業。絵本作家として活躍中。「きょうはなんのひ?」(福音館書店刊)で、第二回絵本にっぽん賞受賞。「おふろだいすき」(福音館書店刊)で、サンケイ児童出版文化賞美術賞受賞。「魔女の宅急便」など挿絵も手がけている。

「絵本ナビ」より引用

『おふろだいすき』
松岡 享子・作
林 明子・絵
福音館書店


私がこの絵本に出会ったのは、18年前。長男が3歳のころでした。お風呂が大好きな長男は、主人公のまこちゃんになりきって、お話の世界を楽しんでいました。

まこちゃんがひとりで体を洗っていると、湯船からカメやペンギンなど次々と動物たちが登場します。一番のお気に入りは、しゃぼんだらけになったまこちゃんと動物のからだを、クジラが大量のシャワーで流す場面。子どもの表情やからだの動き、しぐさもやわらかく、かわいらしい。湯気いっぱいの描写からもあたたかさが伝わってきて、読んでいるおとなの心も癒してくれます。

なので、子どもが何度も「読んで!」って持ってきても、喜んで読んであげることができる…林さんの絵本を読むと、魔法にかけられたように優しい気持ちになれますよ。


*他にも読みたい! 林 明子さんの絵本

林さんの描いた絵は、子どもの表情、しぐさ、気持ちの変化が繊細なタッチで描かれています。オススメの本はたくさんあるのですが、特に厳選した3冊を紹介します。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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