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「若者の」を舐めてるのでは?共産党Youtube企画がひどすぎた!

支持者からも疑問の声が

共産党・志位委員長が「X」で党員募集のYoutubeを投稿していました。「若い世代を」をターゲットにした動画企画だそうです。サムネイルでナビゲーターは吉良よし子参院議員だと分かります。

これはひどい…。キラキラな笑みを浮かべる吉良よし子さんがただ原稿を読み上げるだけです。幼稚園や小学校で行う課外授業の読み聞かせ風で進みます。党員、シンパの一部からも不評の声が寄せられました。

内容も既存の共産党の主張なのですが「未来をつくる若い世代」としながら若者へのメッセージを感じません。この主張からは暮らし、雇用、消費といった生活面の向上が見えないし、何より未来への希望が全く伝わりません。

吉良さんがさも「優しく先進的な強き女性」の如き語り口で話は進みます。しかし結局のところ内容は

「マルクス主義を標榜し、資本主義の打倒、労働者階級(プロレタリア)の解放と理想社会としての共産主義社会の実現をめざす」

ここに尽きます。表現が中央委員会総会のようにイデオロギーじみていないだけの話。

泣きが入ったように見える

その挙句にこれ。この部分が特に気になりました。

愚痴ってるみたい。

なんだか泣きついているよう(笑)。若者の皆さん私たちは政府や反動勢力の狙われています、助けてくださいって。これを見た政治を知らない若者は逆に弱々しく映るでしょうね。

赤旗の地方議会レポート記事でたまに使われる「共産党の質問に保守系会派も絶賛した」みたいな表現の方がまだマシ。

自民や維新がベストでもベターとも言わないけど、少なくとも若い人たちに「頼れそうだな」と思わせるエネルギーがあります。特に今、維新に迫力があるから議席や支持率を伸ばしているのでしょう。

ただの原稿読みにエネルギーがない

吉良さんが読み手に選ばれたのも「党内では若くて女性で見栄えがイイ」というだけの理由でしょうね。この辺りもなんだか浅はか。いい主張ならば年齢も性別も関係ないはず。こんな「読まされてる感」満々のただの原稿読みに熱はありません。

逆に若い人なら「この程度で良い」という思惑が見えてきます。若い人ってもっと敏感に察知するものだと思いますがね。若者を舐めていませんか。「若者の」「若者のため」「若者の未来」と言いつつ、実は若者なんて不在。

「未来をつくる若い世代のみなさんに」と銘打ったものの現実は違います。

結局、この動画は若者ではなく

https://twitter.com/levinassien/status/1689595480152702977?s=20

このような共産党員、シンパに向けたガス抜き、安心材料、一服の清涼剤ではないでしょうか。「うん、うんそうだね、吉良さん頑張ってるね」というヒーリング程度なのです。


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