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能登半島地震の復興ではなく活動家に金を出せといったれいわビジョンの本音

れいわ新選組が作文を発表

政党と新興宗教のボーダー上に存在するれいわ新選組が「石川県能登半島地震の復興にかかるれいわビジョン」なる作文を発表しました。

こちらで全文が読めます。

10文字ぐらいで表現できそう。

政策や指針といったものではなくて「今月のめあて」か、まあせいぜい推薦入試の小論文程度の内容でした。言うだけタダってやつです。

本当に言いたいのはたった一文

「私いう人、あなたやる人」という当世の野党気質を踏襲した内容ですが、実は非常に重要な文言が隠れています。7つの要求事項のうち

7.被災された方々や地域と関わり、
復興やコミュニティー再生への伴走が物理的に長期間、可能になるよう、
復旧・復興に取り組むNPO、ボランティアなどへの経費精算、有償化を進める。

これですよ。その他野党がこっそり要求するところを堂々と明かすとはたいしたもの。

「復旧・復興に取り組むNPO、ボランティアなどへの経費精算、有償化を進める」

つまりこれって「活動家に金を出せ」ってことですか。

なんだ結局、仲間内に金をまけといっているようなものじゃないですか。有償化したボランティアって要するにアルバイト? 外部委託ですか?

活動家が盛り上がるだけという顛末が目に浮かぶよう。やらせてみたら避難所で痛いダンスを披露するのがせいぜいでしょうね。

しかしこれはある意味、左派、市民派とされる人々の宿命なんです。選挙、デモ、あるいは党員大会等、左派活動家は常に「非日常」を求めています。災害なんてもう絶好のチャンス! 場合によっては仲間と寝食を共にしなおかつ事を成した気になれる。こんな大舞台は他にありません。

活動家の乱痴気騒ぎを被災者がしりぬぐいする――。

こんな最悪のシナリオもありえるかもしれません。

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