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アベガーが知らない永住外国人地方参政権と統一教会の怪しげな関係

統一教会バッシングは安倍ロスの変異株

現在、テレビや新聞、またSNS上のアベガーさんたちが執着する旧統一教会こと「世界平和統一家庭連合」。旧統一教会報道は90年代初頭、メディアを席巻したと言ってもいいです。私など統一教会報道を見てから通学したほどでした。

ここに至ってマスコミ報道も旧統一教会ネタに殺到していますが、流行りのトピックスに飛びつく様はいつも通りの光景です。同じ識者が各局に出演して、同じ証言者が引っ張り出されていつも同じ。この辺りの構造は森友学園や加計学園報道の時と全く同じ。「独自報道」はないものかと思います。

この辺りは安倍ロスが統一教会にスライドしたのでしょう。アベガーの変異株とも言えます。

私は統一教会でも幸福の科学でも創価学会でも遠慮なくなーんでも、なーんとでも言えます。ただ左派やマスコミのみなさんが統一教会批判に偏重するのは大丈夫ですか。皆様が大好きで推進なさる永住外国人の地方参政権と統一教会は密接な関係があります。

永住外国人の地方参政権と統一教会

旧民主党政権時代に永住外国人の地方参政権が話題になりました。旧民主党、公明党、社民党、このあたりの政党が議員会館などで推進集会を開催していました。それから「外国人の権利」というのはタテマエで活動しているのは韓国系の「民団」(在日本大韓民国民団)だけです。

付与の根拠というのが日本の国際化、外国人の権利擁護。そして韓国は国内に居住する外国人に対して地方参政権の選挙権を付与したことから「相互主義」の観点から日本でも実施せよとの考え方です。

2006年5月31日の第4回韓国統一地方選挙で韓国に居住する約20万人の外国人のうち6726人に選挙権が与えられました。

その内訳は、内訳は中国大陸籍5人、台湾籍6511人、日本籍51人、米国籍8人、ドイツ籍2人、マレーシア籍1人、アイルランド籍1人です。

相互主義という観点では日本の韓国籍の住民は遥かに多いから比較になりません。そもそも韓国の永住資格付与条件は非常にハードルが高く資格を得るには投資歴、高度な専門職、まあ早い話がお金持ちではないといけません。しかし日本の推進派や左派は不公平だとして、日本政府に参政権付与を訴えました。

しかしこれは単純に「数」で判断できません。実はこの51人はほとんどが韓国人男性と結婚した日本人女性なんです。統一教会の被害救済にあたる識者は実態をこう明かします。

「51人中、約半数が統一教会信者の日本人妻です」

参政権の議論が活発な時にあまり持ち上がりませんでした。なぜなら参政権の推進派にとっては相互主義の根拠ととして持ち出した韓国の例が統一教会妻だと具合が悪い。一方、反対派の保守層としても統一教会とのお付き合い上、指摘しにくいわけです。

どちらにしても韓国の参政権問題のウラ側には統一教会の日本人妻の存在があり左派や野党がいう「相互主義」「人権問題」とは趣きが異なります。

統一教会は反共といっても90年代末に入ると北朝鮮に接近して親北の論調になりました。アベガーたちの狂乱の統一教会報道が続きますが、だんだん左派にとっても都合が悪い情報が出てきそうなので楽しみです。


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