延長で逆転負けするとき何が起こっているのか

みなさま、こんにちは。
ガチマをやってると後は抑えたら勝ち!ってときに抑えられなくて延長の末にリードされて負けるという試合を経験したことがあるのではないでしょうか。ほんとやるせないですよね、わかります。

そこで今回は延長戦で負けるメカニズムについて迫ってみたいと思います。

なぜ延長戦で負けるのか

これ自体は意外とわかりやすくて延長突入時にチームが不利状態になっているからなんですよねそりゃそうだ。

ここで注目すべき点は延長突入時にいきなりチームが不利状態になったのか?ということです。
試合を振り返るとほとんどの場合、実はそうではなかったりします。なので延長に入る前にすでに勝負は決まっていたりします。

なぜ延長戦になるのか

そもそものポイントはここです。延長戦で負けるのは延長戦になってるからです。
なので、なぜ延長戦になるのかを考えてみましょう。おそらく延長に入る前に

- 人数不利の状態になっている
- 相手のスペシャルが溜まっている
- 相手の打開が成功した

ということが起こっているはずです。当然のことながら相手も諦めない限りはいかに有利状況を作るかを考えて行動するので仕掛けてくるわけで、相手の打開がうまく刺さってひっくり返せない状況にされてしまうと延長に入ってそのまま持ってかれます。これはチームの技量の差が出る場合もあるので、くやしいですが相手がうまかったと褒めるしかないですね。

しかしながら、気にしたいのは人数不利の方です。
残り時間がわずかというときにデスしてしまったり、イカステータスをみたら味方がデスしてたということはないでしょうか。特に相手が何かをしたわけでもなく、ゆるやかに不利な流れにするすると引き込まれていくあの感じ。おそらくここに何かが潜んでいるような気がします。

ゆるやかなあの流れ

勝ち状況であと少しで試合が終わるというとき、みなさまは何を考えてプレイしているでしょうか。延長戦で負けたときっておそらく「抑えたら勝てる!」という意識が強くなっているのではないでしょうか。
では、その意識が強くなるとどうなるのかというと戦況がみえなくなっていることが多いようにみえます。

- 不要な対面をしてデスする
- 必要以上に前に出る
- 警戒や索敵意識が薄くなる
- 相手の打開行動に気づけない
- 自チームの不利状況に気づけていない

など、最後だからこそ気をつけないといけないことに一時的に気づけなくなるのがあのゆるやかな流れを生む要因であると言えます。
そしておそらくその流れを生むのは勝ちに対する焦りの現れであるわけです。

己との勝負

焦りは心の弱さ。
それに打ち勝てないと試合を制することはできないわけです。実力と勝率との付き合い方でも書いた話でもあるのですが、感情や焦りをいかにコントロールするかが勝つか負けるかの瀬戸際を制するわけです。

勝ち負けをみるのではなく冷静に戦況をみる。そのトレーニングをするだけで焦りを減らすことができるはずです。リードしていても落ち着いてプレイすることを心がけてみてください。

この話でみえてくるもの

実はこの話、延長戦に限ったことではないというのも言えそうです。
序盤に大量リードしたのに徐々に防衛の時間が長くなっていき、押されムードが出てきたと思ったら味方がデスし始めて一気に逆転されるアレ。
それもゆるやかなあの流れと同じ負け方ですよね。
焦りで少しずつ戦況を維持できなくなっていくんですが一気に巻き返されるわけではないので、不利になっていっていることに気づくのが遅くなる。結果として気づいたときにはすでに不利な状況になっていて押し返せなくて負けてしまうということです。
こうならないようにゆるやかなあの流れに敏感になっていきましょう。

ということで今回はここまで。

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