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「退所」に代わる言葉を見つけたい

※facebookから転載です。少々、改編と真面目に話します。

最近のわたし

こんばんは。じじです。
かなりお久しぶりの投稿ですが、それぐらい生活と仕事が充実しているということです。と言っても友人らは次々と結婚や出産の報告を聞いています。いつかは自分にもそういう人が出てくるのでしょうか……

4月→5月

4月が終えて5月になりました。今年度も変わりなく自立支援棟(主にアフターケアや自立支援を業務とする部署)で働いています。3年目になりまして、チーム内の立ち位置や振る舞い方に変化が出てくる年だと思っていますが、後輩(社会人経験者、年上)も加わるも、所属内の最年少は私です。笑

職場は自立支援棟の他に、生活棟2つ、地域小規模のグループホーム4つ、地域支援棟があります。入所児童48名、社会的養護自立支援事業利用者10名〜に対し、職員数は100名弱で交代制で子ども若者の暮らしを支えています。

  

先日、利用者が地域で一人暮らしを始めました。いわゆる「退所」というもの。自分が初めて自立ケースを持つ1人です。時々、心が折れそうになったこともあります。先輩職員に助けを求めながら自立に向けた取り組みをしてきたと思います。100%の不安や責任が取り除かれたとは言い難いです。年齢変わらなくて、職員と利用者の立場や役割が異なるだけで不思議な感覚です。

家近くの川沿いに咲く桜

退所という言葉…

ふと思えば、私たちは「退所」と言葉を伝え、出なければならないのに、家庭では実家から出ても戻ってこられる場所があると。この業界の自立というのは一方通行です。まだまだ家庭的養育といえないと思いました。この差を縮めるのも限界はあるかもしれないですが、1cmでも近づけるよう私たちに課せられたもの。退所に代わる言葉を見つけたいと思います。

今年度もよろしくお願いします。たまにはご飯にも誘ってください🍚

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