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ゆげ

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ゴミ出し終わって3階まで上がりながら

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ぼろぼろの朝
湯気のあつさで誰かのためを生きるのがやになった

この家が世界の果てだとしたら
全て手放して太陽にとびこむ

ゴミを出したって燃えないものがありすぎる
心は踏み場がない

いつかは綺麗な部屋とあたしが湯気を待つのさ 
ただ待つのさ

影を見送る日がいつかは訪れる
後悔があとにたたない理由だけが突き動かす

ぼろぼろの朝
湯気のあつさよ
本棚の向こうの彼を起こして

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