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発明する。自由研究アイデアの出しかた 小学生ビジネスマガジン

こんにちは。

「ゼロイチ」という言葉を知っていますか。ゼロイチは「0(ぜろ)から1(いち)」を略した言葉です。その意味は、新しいもの、今までになかったもの(0)を生み出す(1に増える)ということになります。

みなさん、ここ(note)にたどり着くかたは、やる気のすごい人が多く、そういったゼロイチのアイデアを生み出してみたい!と、思う人も多いことでしょう。

ただ、やる気が多いからこそ、難しく考えすぎてしまい、すごくお悩み中の人がいるかもしれません。そのようなお悩み中の場合に、良い方法があります。なんと、「ゼロ」の部分を、どう考えるか、だけで解決するのです。

例えば文房具は、日々進化しています。

私の小さな頃にはなかった、消せるボールペン、ノックせずに自動で出てくるシャープペンシルなど、今では当たり前のものとなっています。

☆消えるインクフリクションペン

☆芯が折れにくく、自動繰り出し オレンズ

(※ノック式)芯の先っぽがとがり続けるクルトガ


しかしよく考えてみると、「ボールペン」「シャーペン」という「モノ」は、もっと昔の人が発明したアイデアですね。

「消える(見えなくなる)インク」、「ノックせずに出てくる仕組み」の部分を実現する技術は「発明(ゼロイチ)」であると言えますが、「モノ」としては「進化(例えば1→10)」と言うのかもしれません。

消しゴムの進化も同じです。消しゴム自体は以前からあったけれど、どうやったらもっと消しやすくなるか考える、ということです。

例:AIR-IN (軽い力で気持ちよく消すことができる)

もしかすると、そう言った「今あるものを変化させるだけ」では、あなたは満足できないかもしれません。その気持ちがある場合は、どんどん突き進んで、今までにない楽しい便利なものをいっぱい生み出してほしいです。ただもし、迷っていたり悩み続けている場合は、練習がてら、こう言った今あるものの「進化」に目を向け、仕組みまで調べてみると頭の体操になるでしょう。

形を変えてみる

技術的に実現方法がわからなくても問題はありません。

例えば、蚊取り線香は、昔、まっすぐな棒だったそうです。

しかし、渦を巻く形にしたことで、「持続時間」を伸ばすことに成功しました。形を変えるだけで、進化できるなんてすごいですよね。

また、虫(蚊)除けの方法として、昔は蚊帳(かや)という網があったり、その後は、防虫スプレー、防虫ウェア、音波で遠ざけるなど、さまざまな方法が発明されています。

みなさんお馴染みのサンダル(ビーチサンダル)も工夫することができます。

モンベルのサンダル。

鼻緒(はなお:ひもの部分)の部分を、一つ増やすことで、密着度も増え、かかと部分が「パタパタしない」というアイデアです。

昔ながらの鼻緒(比較用)

具体的な実現方法はわからないとしても、「着るだけで虫が寄ってこないといいな」とか「線香が、もっと長い時間になれば寝ている間便利なのに」という気持ちが、発明のスタートとなるでしょう。

折りたたみ方

みなさんのよく知っている雨傘も、「たたみかた」を変えるだけで、新しいものに見えてきます。

また、折りたたみかた、構造の工夫によって、新しい椅子を生み出すこともできました。

「発明」と聞くと、「新しい素材」を見つけたり作り出すことに注目しがちです。もちろん、素材なども考えられたすごいものだと思いますが、形や仕組みを考えることも同じくらいすごいと思いませんか。

ダンボールがベッドに変身したり、家具になることもあります。

常識を疑ってみる

海に潜るときのシュノーケリングは、口に管をくわえて呼吸することが普通でした。しかし、マスク型にすると、口でくわえる必要はなくなります。

それぞれにメリットデメリットがあると思いますので、どちらが良いという話はまた別として、いろいろと「改造」してみると、楽しいと思います。

合体してみる

消しゴムと鉛筆を合体させた例は、有名です。

また何か新しいことをお知らせしたいとき、書き足しておきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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