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好きなことで生きていくのは無理? 具体的事例

幸運なことに、ものすごく好きなことに出会えたとき、ちょっとした不安を同時に感じることがあるかもしれません。

ちょっとした不安とは主に、それで食べていけるのか、という理由が一番多いでしょうか。

ユーチューバーが、「好きなことで生きていく」というメッセージを送っていたのは、もう10年近く前になるようです(現2023年)。

それはそれとして、現実問題、好きなことで生きている人たちを参考にすると、不安は消えていくのではないでしょうか。

ちょうど、最近知った方を、ピックアップしていこうかと思います。

作家

宮薗なつみ

インタビュー記事

商才

作家タイプの職業を選択する人は特にですが、「商才」は必要なのでしょうか。

古くから、画家や作曲家など、生きていくのがやっとというカツカツの暮らしをしていた人、死後にようやく評価された人はいました。

一方で、商売の才覚を発揮し、じゃんじゃん儲けた人もいたと思いますが、いわゆるパトロンのような「応援、支援」をいただく形も、作家の定番であると思います。

現代であれば、ファン、お客様を大事に考えれば良いでしょうし、インターネットの発達により間違いなく知ってもらいやすくなっているはずです。

他方、記事中で紹介させていただいたスプーン作家の宮薗なつみ氏は、初期の頃、テレビに出演したらとんでもない件数の注文が入り、オーダーメイドであることから、大変なこととなり、今は、リアルの展示会のみで販売されているそうです(オーダーメイドも中止)。

このインターネット全盛の時代にそれで食べていけるのか、という話になりそうですが、私の師から言葉を借りれば、「どこで買えるのか、注文方法を相手が必死に探すくらい(宣伝は必要ないし、それくらいの商品を作れ)」が良いと言っていましたし、マーケティングの先人たちも、「究極のマーケティングとは勝手に売れていくこと」みたいなことを言いますので、問題ないと思います。

文中リンクの記事から一つ引用します。

宮薗さんのような大胆な決断をすると、周りの人たちは、「本気なんだな」と理解する。同時に、口に出す、出さないは別にして、「ちゃんと食べていけるのか?」と心配に思って、あれこれ手助けしてくれる。これは宮薗さんに限らず、会社員を辞めてフリーランスになった多くの人が「あるある」と頷く現象だろう(会社を9カ月で辞めて、24歳でフリーライターになった僕自身もそうだった)。

北欧、暮らしの道具店

大量生産品、会社員を悪く言うつもりはないですが、こう言った個人、作家、職人によって世の中は面白くなっているとは思います。

その意味で、もちろんあなたの今後にも、期待します。

また何かあれば追記しますね。

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