G壊マン

いいねほしいです。なんでもします。爪とか要ります?

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最近の記事

おくすり五(ご)つください2024/04/30

ここ2週間くらい風邪をひいていたので、さすがに病院にいった。本当は発病して3日目くらいに行こうと思ったが、面倒臭さかったのと、ホントは知らない土地の病院が怖かったからいけなかった。まあ日をまたぐ毎に症状落ち着いてるしいっか〜、とも思ったが。 なんだかんだで帰省したこのタイミングで、地元の病院のせんせぇ(ブルーアーカイブ)に診てもらう。とてもにこやかな人で話しやすかった。 けど、なんか意思疎通が上手くいかなかったみたいで、俺は自分の病の正体について教えてもらいたかったんだ

    • カラオケいこっ!←了解……漏れもいきまつ日記2024/04/27

      カラオケ行くことしか予定がなかった。 行こうと考えてたカラオケ屋は駅前のビルの中に入ってて、俺みたいな田舎者はそういった類の建物に慣れてなかったので行くまでかなり緊張した。下階に飲み屋が構えていたので、もしかして件のカラオケ屋はスナック的な感じで、未成年の俺は門前払いされるんじゃないかと日和っていた。 しかし入ってみるとふつうのカラオケで安心した。金額も高くないし、人も少なかったからラッキーだった。 ひとりで3時間くらい頼んで、ほぼ絶え間なく歌った。ほぼアニソンだった

      • 日記2024/04/26

        曲作りたくて音楽系のサークル入ったんだが、結局家でやるのと変わらないし何なら家より悪い環境だったから抜けた。幸いお金はまだ払ってなかったのでラッキーだった。理由を説明する。前提としてサークルに入るメリットとして人との交流が増えることだ、ということを飲み込んでもらいたい。そのうえで、マジで俺は誰にも話しかけれないし、教室の隅っこでトゲナシトゲアリの理想的パラドックスとはを弾き語り羽目になった。入る前の説明でデカイ声を出していいと言われたが、雰囲気がデカ声出すことを禁じていた。ク

        • その日はよく曇った日でしたから、私はチンチンを勃起させるしかできなかったのです。

          その日はよく曇った日でしたから、私はチンチンを勃起させるしかできなかったのです。 まず朝目が覚めたときに、チンチンが固くなっているのを感じました。それだけであれば、ああ排尿すれば治まるなと思っていました。 しかしそうはならなかったのです。チンチンは排尿してなお固く、雄々しく、屹立していて、私の生きてきた中で最も勇敢なシルエットをしていたのです。 こうなっては、なんだか楽しくなってくるもので、灰色の、着心地のいいスウェットと緑のズボンを履いて、黄色のスニーカーの靴紐を蝶

        おくすり五(ご)つください2024/04/30

          輪舞-revolution-の、2番の歌詞だけをずっと声に出している、キチガイの隣人

          築45年のこのアパートは、壁が薄く隣人の声がよく聞こえる。相手の生活の影響をモロに浴びるのだ。 慣れてしまえば意識しなくなるのだが、この部屋に限ってはそうはいかない。大きすぎるのだ、声が。 「愛はお金では買えないって 知っているけど "I"でお金は買えるの? T.V.で言ってた 無感動... 無関心きりがないね 若い子みんなそうだと思われるのは Feel so bad! どうしようもないじゃない」 輪舞-revolution-の2番の歌詞である。隣人は、輪舞-rev

          輪舞-revolution-の、2番の歌詞だけをずっと声に出している、キチガイの隣人

          【エッセイ】刀が欲しい

          タイトルのまんま。刀が欲しい。免許とか申請とかしなくていい、ニセモノの刀が欲しい。 小学生のころ、仲の良かった友達の家に遊びに行ったときに出会ったあの刀、キーホルダーの小さくなくて、まるで本物みたいな刀。手にしたときその重さに驚いた。アニメや漫画のキャラは軽々振るうもんだからてっきりプラスチックみたいなもんだと思ってた。「真剣って鉄で出来てるからこれより重いんだよな!?侍ってすげ〜」ともなった。同時に、アニメや漫画のようにこれを振り回せるわけ無いよなと気づいた。初めて現実

          【エッセイ】刀が欲しい

          【ショートショート】泥沼に剣を突き刺す

          魔王が死んだ。王国から選ばれた勇敢な青年が、同様に勇敢な仲間たちと過酷な旅を乗り越え、手強い手先を倒し、その度に成長し、ついには邪悪の喉元に剣を突き刺した。そのニュースは彼らが帰還するよりも早く王国に届いた。国中、いや、世界中の民は大喜びし、貴重な酒を、干していない柔らかな羊肉を、そして家族と、隣人とそのを分かち合った。街は連夜お祭り騒ぎで、飲食店はこぞって出店を出し商店は勇者が使った薬草などと謳い文句を付けた商品を売り出した。人々は歌い、踊り、飲み、食い、勇者の一行とその

          【ショートショート】泥沼に剣を突き刺す

          三人称の視点の前、ハンドルを握る手に感じる合成高分子

          例えば三島由紀夫が金閣寺で表現した破滅への美。その美しさが僕の中にもあるとしたら、それは一つの物語になるだろうか。三年間頑張って勉強してきた。脇目も振らず、真面目に、愚直に頑張ってきた。恋に遊びに忙しい奴らなんかよりよっぽど立派な人間だという自負がある。そんな僕の共通テストの結果というと六割弱。第一志望は愚か判定を求めてた大学は軒並み行けそうにない。悲しかった。だがそれ以上に人生というものを理解した。人は産まれ外気を浴びた瞬間にその能力が決められ、手繰り寄せられる運命の範囲

          三人称の視点の前、ハンドルを握る手に感じる合成高分子

          幸福のありか

          受験生限らず、努力しても成果が実らないというのは耐え難い苦痛だ。費やした時間が徒労になってしまうこと、自分の能力の底、才能と凡庸、などなど。人生可能性に満ち溢れているのは別に間違いじゃないがそのいくつを己は手に入れられるのか、その器の大きさは前述した才能やら環境やらで決まる。 いっそのこと諦めて身の程にあった生き方をしたくなる。多分それも正解の一つだ。だけど諦めたそのときからまた鉄と茨の道に戻ることは難しい。後悔がふっと湧いてきてもそのしこりを取ることはほぼムリだろう。だ

          幸福のありか

          半透明の魚の骨

          誰を恨めばいいのでしょうか。そう思って私はあなたの瞳を覗き込みました。そこには白い鳥や黄色い蝶が太陽の光を目一杯浴びている光景が映っていました。そこで私は舌打ちをしてから、元々そうであったことを思い出しました。星は星で在り続けることしかできないし、私も私を変えることはできません。それじゃあ、私の瞳には何が映っているのかしら。そう思って鏡の前に立ちました。けれども、よくわかりませんでした。黒と呼ぶには半端に濁っていて、白とは到底言えないが、ちらちらと反射した光が気不味そうに顔

          半透明の魚の骨

          [ショートショート]ガール・オール・グリーン

          植物は今日と明日の境目が見えるだろうか。もしそうでないなら、私は植物に生まれたかった。私達は不必要なほど知能が高いせいで未来のことならなんとなく予想がつく。そのせいで見たくないものまで見てしまう。例えば現時刻A.M.6:45に目を覚ましてしまった私は、十五分後に鳴るアラームに怯えながら二度寝をするか、退屈な一限の、将来役に立たない数学の授業を犠牲にして今起きるかの選択に迫られている。 少し考えたが今から快眠を得ることは難しそうだし、けたたましく鳴るアラームに心臓を縮めるの

          [ショートショート]ガール・オール・グリーン

          日記:僕の才能と成功と、

          タイトルだけ見れば驕り高ぶり言語道断と思われてしまうかもしれない。実際その通りで、成功と言っても一番大きいのは小さな大会で最優秀選手賞をとったことくらい。でも、人よりちょっと多く栄光を浴びてきたと思う。他の例で言えば、テキトーに書いた作文が佳作になったり、ウマ娘の二次創作で軽くバズったり、学校のマラソン大会で十位以内に入ったことがあったり、高校入試の英語が90点だったり。僕は昔から読書が好きで、それに伴い国語力というか、語学のセンスが自ずと磨かれていたのかなぁと思う。全然そ

          日記:僕の才能と成功と、

          【エッセイ】人生において恋人ができたことがないキモオタはどう欠如した恋愛経験を補うか

          僕はこれまで恋人というのができたことがなかった。恋愛に興味がなかったわけではなく、むしろ逆で好きな人はちゃんといた。けれど、単純に告白する勇気がなくて、なんだかんだ今まで恋人ができたことがない。その代わりアニメや漫画を恋愛の代替品としてきた。高校からは、YouTubeにシチュエーションボイスを投稿してる個人声優をそれとしていた。 なんというか、傍から見ればれっきとしたキモオタだろう。なんならオタクと言えるほど作品を視ていないからキモ、かも。けれど渦中の僕はそれには気付けな

          【エッセイ】人生において恋人ができたことがないキモオタはどう欠如した恋愛経験を補うか

          雨、視界不良

          雨の日のみ一緒に帰る人がいる。 彼とはクラスも違うし、なんなら同学年かどうかすら怪しい。とにかく、彼と僕は校内で全くと言っていいほど会わない。 それなのに雨が降っていると、彼はいつも玄関で僕のことを待っている。僕も多少傘が狭くなるだけなので、彼を入れるのは気にしていない。 彼と帰るようになったのは半年前くらいだったと思う。その日は予報通り雨で、朝のうちに傘立てに置いておいたのを手に取った瞬間、彼に「ごめん、俺今日傘忘れてさ、入れてくんね?」と申し訳無さそうに声をかけら

          雨、視界不良

          少女☆歌劇レヴュースタァライトのヤバさを語っている人間はごまんといるし今更目新しいものはないがそれでも少女☆歌劇レヴュースタァライトを語らせてはくれまいか

          少女☆歌劇レヴュースタァライトが好きだ。何が好きかと言われたら、最適すぎて奇妙に感じられるが、それもまた風味として作品に味を与えている演出。繊細で、面倒くさくて、情熱的で、現実的な人間関係。キャラクターという記号に収まることのない、それぞれのきらめきを持った登場人物たち。その登場人物に“合わせた”至高の楽曲たち。歌声、演技、舞台。進むにつれて加速するぐちゃぐちゃ。なのに美しいフィナーレを迎える物語。大好きだ。 私がスタァライトとであったのは高校一年生のころ。当時、私は『アイ

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          エッセイ:短冊と消費

          この間、学校の行事で文化ホールに行って狂言を観た。凄かった。基本的には奇声と奇行で笑わせるもんだから、原初のユーモアに触れている感覚がして楽しかった。 さて、公営の施設というものは七夕の季節になると笹を設置するものだ。うちの小学校もそうだった、文化ホールも例外なく。見終わった帰りに、入り口の近くに置いてあるのを見つけたので見に行った。そこには子供らしい拙い字でそれぞれの願いが書かれた短冊が沢山あった。「ちいかわに会えますように」とか、最近っぽくていいな〜〜。「ハンバーガー

          エッセイ:短冊と消費