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はじめての自力で廃棄できるかな

【スタジオリノベ日記09】時間堂 黒澤世莉です。今日はタイトルどおりです。時間割形式でお届けしましょう。今までのあらすじは過去のnoteを読んでね。

4月某日

10:00
小雨の降る中、Tレンタカーでトラックを借りる800キロの平型。
レンタカー代 7,500円

10:30
途中で劇団員 松井美宣をひろって、時間堂スタジオ赤羽(仮)到着

11:00

くず鉄屋さんに電話。あるところでは、ソファー内部のバネは引き取っていないとのこと。バネも引き取ってもらえる、スタジオと同じ北区内にあるS社に連絡。鉄および金属類を積み込んで、最初の出発。

そうこうしているうちに、排煙口の窓枠を修理する業者さんも来訪。以前の「開かない排煙口」よりは開く分だけマシだけど、ずいぶん立て付けの悪い感じの排煙口になっている。こんなもんなの、排煙口って。業者さんいわく「これでダメならサッシごと変えなきゃいけない、排煙口は窓じゃないから、そんなに開け閉めするよう丈夫にできてない」とのこと。なるほどねえ、と思いつつも。

11:30
S社到着。感じのいいおじさんと、小雨の中荷物を下ろす。ソファーのバネでも溶かせばもとの鉄になるらしいです。勉強になった。Fケーブルなんかも引き取ってくれるそうなので、金物類の廃棄はお金がかからないってわけね。良かった。これからもお世話になります。
金属類廃棄 ゼロ円

12:00
スタジオ帰着。阿波屋鮎美と大森晴香が来ている。美宣と鮎美で解体と整理の作業。安く上げるためには分別が大事だからね。順調に進んでいる様子。近所でお昼を食べる。帰ったら駐車禁止の切符が貼り付けてある。ああ。

14:00
鮎美が離れると同時に、美宣と積み込み作業。今日のメインイベントである、解体したソファーを始めとして細かな残置物の撤去。「軽トラックでも乗り切るくらいかしら」と思っていたらとんでもない、800キロのトラックが満杯になりました。

15:00
荒川区にあるN社到着。まず目方を量って、それからキロあたり45円で精算。
廃棄量 12,600円

18:00以降
このあと、ソファーや食器を積んで出かけて、無事O劇場のM氏にソファー半分を引き取ってもらい、相当スッキリしました。
ソファー半分廃棄 ゼロ円

20:00
A警察署で駐車違反の手続き。
罰金 15,000円

21:30
ガソリンスタンドで給油して、車両を無事返却。
ガソリン代 1,300円

結論
合計 36,800円
自分で廃棄すると1/3安いけど、時間も3倍かかる

業者に頼めば一発8万円とかですむところを、がんばって3万円台、しかも15,000円は駐禁だから、実質21,800円で済むわけです。でも、劇団員やお手伝いさんの力を使って3,4日間解体してたわけで、そのコストを考えると、プロにポイっと廃棄を頼んでしまうのも理性的かなと思います。本業で稼げるならそのほうがいいのかも。

場所が北区赤羽だからこそ、廃棄業者さんなんかも近くて行きやすかったけど、これが港区六本木とかだと大変だっただろうな。

というわけで、リノベーションを考えているみなさまのご参考になれば幸いです。

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