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第13弾は、クリスチャン・マスビアウ著の「センスメイキング」を紹介します。

およそ1年半ぶりの投稿です💦
ちょっと、時間が経ちすぎたかもm(__)m
その間、選挙があったり、議員になって”てんやわんや”の日々を過ごしていたので、余裕がなかったのかもしれない。。。
ようやく議員として1年が経過し、少し落ち着ける環境になってきたので、note再開です!!
基本、連休中に本を読むので、連休終わりごとに発信するって決めた方がいいかも♪
noteは気長にやっていますので、マイペースでこれからも発信します。

さて、本題です。僕は、この本が読みたいと明確な探し物がある時は、ネットで本を買ったりするけど、時折、街に出かけて本屋に入る。
そこで、普段自身が興味を持たないようなジャンルや知らない著者などを紹介している山積みの本などを手に取ってみたりする。いわゆる店員さんパワープッシュの本だ。

そんな時、手に取った本が「センスメイキング」だ。
著者のクリスチャン・マスビアウを知らなかったが、テレビのある番組でドイツ哲学者のマルクス・ガブリエルと対談していたので、凄い有名な人なんだなと読んだ後に気づいた。

著書の内容は、現在、飛躍的に発展するアルゴリズムに対して、人文科学など本来、人間が物事を判断する上で必要な知識や批判的思考(クリティカルシンキング)を養うことこそ重要だと警鐘を鳴らす。

実践(スキル)に役立つ有益な道具は、人文科学だと指摘する。
なぜなら、アルゴリズムは、物事の「傾向」を示すことはできるが、その物事の傾向を「解釈し判断」することができないからだという。
人は、人文科学を基礎として、物事に意味を与えるという。
アルゴリズムが出した結果そのものは、ただの「傾向」であり、最終的にそれをどう判断するかは人間次第ということだ。

昨今の日本の教育現場では、すぐビジネスに使えるような理数系の科目が優遇されているが、人文科学(いわゆる文系)こそアルゴリズム全盛の時代に必要なスキルになると指摘しているのは目から鱗が落ちる内容だった。

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