人生って、何ページ?
写真展「じきまるのへや。」、あっという間の
三日間が終わりました。
まずは、ここまで共に写真展を作り上げてくださって、こんな私を支えてくださった、7人のカメラマンさん方。
本当に、感謝しかないです。
ありがとうございます。
そして、当日まで不安だった気持ちが嘘のように吹き飛んでいくくらい、楽しい空間にしてくださった来場者の皆様、ありがとうございました。
きっかけは、ひょんなことから。_____
被写体活動するにあたって、ただ日々の撮影を繰り返すだけでは、なんだかオモシロくない。
何か目標持ってやらないと、張り合いがない。
そう考えたときに、せっかくなんで誰かに写真を見てもらえる機会を作りたくて、だったら写真展やろうかな〜なんて。
そんな風に、ゆるっと抱いた構想から始まりました。
初日オープンしてからの三日間は、本当にあっという間でした。
展示を通して、沢山の人と人が知り合い、会話をして、笑顔になっていく。
「写真」が、人と人を繋いでいく。
スマホの画面上ではなく、パネルとして飾られている作品を見て。
きっと何かが伝わったんだ、と思った瞬間でした。
私自身も、初めましての方と沢山お話しさせて頂きました。
フリーで被写体活動されてる方、ツイッターで見てくださっていた方、ポートレート撮影をした事はまだないとおっしゃっている方も居ました。
これまでの作品を通して、そんなところにまで私の存在を知ってくださっている方がいたことは、素直に嬉しかったです。
また、なんと通りすがりで入ってくださった方まで。
皆さん揃って「楽しい時間でした」と言っていただけて、本当にやって良かったなと思います。
「誰かの心に自分の存在を残したい」
そんなことを夢に、撮って頂いた作品を発信し続けてきたことが、少し報われたのかなとも思いました。
もちろんそれは、誰かの心に残るような作品を
撮ってくださるカメラマンさんがいなければ、
叶わなかったことです。
改めて、自分は幸せ者だなと思います。
本当に感謝しています。
_____あるカメラマンさんとの会話の中で、すごく印象に残った言葉があります。
「夢を持つことは手段であって、大切なのは
それに向かって、夢中になって何かに打ち込むこと。」
(たしかこんな感じだったと思う)
この三日間、またこの日までに作品撮りや準備にかけた時間。
それはまさに、情熱を持って打ち込んでいた、
かけがえのない瞬間だったと思います。
本当に大切な、一生の思い出になりました。
_____モラトリアム期間の中で、今しかない、
「儚い」瞬間を切り取った、この空間。
「じきまるのへや。」
「人生」って、全部で何ページあるのか分からないけれど。
この空間にいた皆さんの、人生の一ページに
刻まれていたらいいな。
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