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田舎企業に田舎移住。支援ビジネスは「事例」と「具体策」で見極めて。

こんにちは。😀
記事をお読みくださり、ありがとうございます♪
通販とアウトドアと新しい物大好きな、Uターン就職者で信州愛好家です。

さて、田舎暮らしも何年も経ってくると、色んな方とお知り合いになり、交流を深める機会も多くあり、よく「田舎への移住」「田舎で起業」あるいはその両方といった相談や「地域産業を活性化しよう」など、それを支援する活動なども話題となります。
筆者もUターンにて田舎暮らしをしつつ、色んな事をして生活してる身なので共感し応援したいなと思っています。

が、しかし、最近少し増えてきて困っているのが「田舎で開業儲かりまっせ」話と「作れば売れると勘違いしてる」企画です💦
筆者の所にもそういう話が舞い込み、丁重にお断りさせて頂いた事が何回かあります。
今回はそんな田舎での開業についてや支援ビジネスの選び方などについて、筆者の経験や考察から、選別ポイントを書いていこうと思います♪


うそ・おおげさ・まぎらわしい。が見え隠れするパターン

これ、筆者も何回か経験しました。よく話を聞いていけばいくほどに、自分の宣伝ネタにしたいだけだったり、自己流が他の人にも通用するんだと妄信したままだったり、意味不明な自信で高額設定にしていたりと、色々な方がおられました。。。
以下は一例ですがご参考までに。

「充実サポートなのに実体が見えてこない高額な起業支援」

もー貴方みたいな方ならなんでもできますよ!

やる気と希望さえあれば細かい手続きやなんかは代行できますよ! みたいな感じで、開業手続きから営業、集客運営まで連携企業とワンストップで支援しますよ! とか言ってるのに、実績や成果がまるで見えない支援ビジネスですね。「おお~充実サポートだなぁ」とか思わないように。
だって、そんな言う通りのサポート体制があるなら、まず自分でその充実サポートを使用して、成功事例を作ってからコンテンツ売りすればいいw
で、成功事例は当然公開されてるはずなので、その成功したビジネスの実店舗なり商品といった「実物」があり、それと繋がってるはずなので、調子のいいうまい事ばっか言う話は「まず疑ってかかる」をおススメします。

「宣伝下手なのに顧客自身の魅力を自社の実績にする企業」

当社の支援で70歳でも田舎起業成功した方です! 貴方もこうなれます!

これもありますね、自分でできる事で宣伝PRすればいいのに、興味を持ってくれた人のノウハウや人物の魅力を自分の宣伝のために使いまくる人。または成功事例を持ってる人に自分のビジネスをなんとか擦り合わせようとする人。この場合、仮に成功事例があったとしても、企業の力ではなく顧客の自己努力で成しえた事なのに、「うちのサポートはこんなにすごいんだ」と意味不明にドヤります。たちが悪いのは、それををネットで流しちゃうとか。
一番ひどかったのは、具体策何もなし、資金もノウハウもないのに、「絶対成功するから一緒にやりましょう! メインは貴方にまかせますので自由にやって!」という話もありましたw 一緒、、、、とは一体???

「お客様の声、を自社WEBサイトに入れちゃう企業支援サイト」

これを平気で自社サイトに掲載しちゃう所も、筆者としてはあまり好きじゃないですね、理由は以下の通り。
・ねつ造なのか事実なのかがまず不明、いくらでも話を盛れてしまう
・内容は本当でも悪い声の方は載せない、良い声だけチョイスに偏る
・欲しいのは他人の声ではなく、自分にとってどうかの判断材料提示
てところですね。
ソースが不明な安心感の演出は、逆に不安になってきますw それで信用得られると思ってやっているとしたら、それはもうずいぶんと昔の話です。

「料金の内訳が想像できない価格提示のある企業支援プラン」

頭にロックがかかって動かない人も中には居る

これは、自分の想像できる金額内訳の範疇と相手の提示する価格に違和感のある場合は、慎重になっておきましょう。具体性や実例のないサポート内容や、その値段の根拠を感じられないビジネスは、そもそも貴方との相性も良くないと思われます。

「外注丸投げの匂いがする連携実施型の支援企業」

「当社連携企業」「連携で」=外注ってことです。トラック運送の下請け孫請け問題がニュースにもなってますが、要はそうゆうことです。案件だけ受けて実務はどっかに投げ、仕事を回すだけで利益を得る方法です。
もちろん、自社工程がしっかりあって、その上で一部分を安く・効率良くするための「連携」もありますが、程度のもんです。大部分が連携企業に丸投げされるような開業支援ビジネスは、筆者は信用しません。なんなら連携先企業だけ調べて個々に契約します。


さて、ダメな例を挙げてきましたが、筆者の出会いには救いもあり、そんな所ばかりではなかったですよ。お互いを認め合いそれこそ「一緒に頑張りましょうよ!」を感じる方や企業さんもたくさんありました。

親身かつ併走してくれそうに思えるパターン

やる事やってはやく楽しい部分に集中しましょう

「小規模でも事例と実績があり、安易に価格設定しない企業」

親身に関わろうとすればするほどに、値段設定はほんと千差万別になってきます。こういうビジネスでのお客様ってのは、スマホの使い方から教え込む開業支援もあれば、単純にSNS発信の手伝いだけできれば軌道に乗りそうなやり手さんまでほんと色々です。いろんな事例、いろんな人と関わってきた企業や担当者であれば、どういう内容でどう値段設定したら両者とも損しないラインになるか、という事を毎回ちゃんと考えてくれます。
「開業パッケージ:うん百万円」なんてのは、こっちの事情無視な価格設定である場合も多いです。筆者の感覚だと、うん百万そこに払うより、それを運転資金にして、誰か雇って一緒にやりますねw
あと、個人的には、その何百万が用意できないけど、明確な作戦や目標があって挑みあぐねている若者を応援したいです。

「自分でやらせる所と支援する所をわきまえている支援企業」

ここ、筆者は超重要だと思ってます。開業届け、開店準備、宣伝に営業にと、やるべき事たくさんありますし、助けも大事です。
しかし、代行・支援というのは、事は進むかもですが、その際得られるはずだった「経験値」は捨てて前に進んでる事だという事も理解しておくべきかと思います。だって自分でやってないんだもの、経験値はゼロですよ。
でもこれから、自分でやっていかなくてはいけないので、大事な部分とかノウハウ的な部分は、教わるのは良いですが、習得しておかないとこれからが大変になると思います。お願いしたら何でもやってくれるのは、一見ありがたい事ですが、得られる経験値も渡してます。自分で起業しようとする人がそんな事ばっかしてたら、成功するとは思えないです。
特に率先して自ら覚えるべきなのは、起業までの道のり、法人の設立の方法、資金調達や融資を受ける方法など実際的な事柄については、まかせきりにはせず、教わりながらでもいいので習得しておくべきです。こういうのわかってくれてる支援企業は、「そこはご自身で行うのをおすすめします」と言ってくれます。バランスですね、自由にどうぞの支援はただの詐欺、何でもやりますの支援は経験が得られない。とかそんなイメージです。

「年齢層高めより年齢層充実型がおススメ」

まずすみません、年齢差別ではないですし、ご年配の先輩方にはたくさんの事を学ばせて頂いてます。尊敬できる方もたくさんいます。
中には御年80過ぎてなおChatGPTやAIソフトを使い、3Dプリンタで遊んでるハイテクジジや、他者の話を本当によく聞いて下さる相談役みたいな先輩もいらっしゃいます。
ただ筆者の経験上の範囲ではありますが、意固地で固く、柔軟性や対応力が低い方が年齢層高めな方の中に多く居たのも事実です。
・たいした内容でもないうっすい話をドヤ顔で自慢してくる肩書立派オジ
・具体策ないくせに精神論でマウントしてくる意固地な重鎮オジ
・理解する気がないのに説明を求めて結局理解できないから拒否るオジ

こういうパターンもあるんです、実際💦 こんな人が開業支援してたらまず頼みませんし、逆にお客様で来たらできればお断りしたい相手です。
逆に若すぎると、田舎みたいな歴史や繋がり、付き合いといった古くからの関係性を理解できず、摩擦が起きるなんてこともあるんです。
良し悪しあるので、バランスの取れた中年層(40~50代)の方や複数人で年齢層の幅もある所が対応能力や応用力が高いんじゃないかなーと勝手に思っています。

ちなみに、筆者が尊敬に値する人たちに「これいいよー」と教わったビジネス本がこちら。
筆者はすごくいい本だと思いました。
こういう本は実物を買って読みますねー。

⬆特に3冊目のタイトルがセンセーショナルだけど、読めばなるほど大事なことが書いてある本でした。おススメ。
kindle版もあるけど、筆者はこういう本は実物で置いておいていつでもパッと読み返すスタイルです。


まとめ

・田舎暮らしも起業も、自分で学ぶ事が多いほど後々で有利
・できれば代行ではなくサポート支援で自らの経験値になるように
・理想ばかりではなく現地に詳しい支援を受けて現実を知るのも大事
・良い事ばっかで悪い面を提示してこない所は要注意
・現実に公開されている成功事例をいくつも持っている所が信頼性も高い

などですね、全部ではありませんが。
誰かに何かを頼む時は、支払う代償と無にする経験値をよく天秤にかけて考えましょう、てことですね♪

新しい物事へのチャレンジは楽しい♪

せっかくの若さ、せっかくのアイディア、せっかくの貴方の魅力は、安易に安売りしなくてもいいと思います。
じっくり懐で企画を温め、磨いておき、「この人になら」「このタイミングなら」と思えるまで秘蔵しておいても良いと思いますよ。

いかがでしたでしょうか?
よかったらご参考下さい。

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