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その者は、老師

8月2日。
最近、銭湯巡りが日々の癒しになっている。
というのを昨日書きましたが。

銭湯の良いところは、そこに通う人の生活の一部が垣間見える事にあるかもしれません。

とある日曜日の朝風呂、寝湯で割と年嵩な親子(父親60歳、息子は20代くらい)が並んで、特に話す訳でもなく並んでいる様が、
彼ら2人にとって、いつも通りの日曜の朝は2人で銭湯に来て、ぼんやりとするのが日常なんだろうなぁ、と(勝手に)思ったり。

灘温泉 六甲道店(内容に関連性はない)

週末金曜の夜に、全ての魂が抜けたように、ただ露天の椅子に腰掛けて大往生なされてる紳士に、心の底から「おつかれさまです」という気持ちになったり。

そんなこんなで、通っているとある銭湯で、気になる人がいました。

歳の頃は、60後半で細身の体ながらもしっかりとした足取りで歩き、白髪を長く伸ばし根元で縛り、口髭も細く長く伸ばしている。

そう、あえてキャラクターで例えるなら、
SPY×FAMILYの先生、ヘンダーソンの姿にそっくりである。

ヘンリー・ヘンダーソン

頼む!!! 燕尾服着てくれ!!!
モノクルもいっしょにだ!!
と何故か、マッパの銭湯でその人に対して願うも、心が通じることはなく。

熱湯にサッと入っていき、休憩を挟みつつ、さらに湯に浸かっていく姿に、何故か愛称として「老師」と名付けて、眺めてしまう。

そして、湯上がりに脱衣所でスクワットを急にやりだす老師!
その健脚はトレーニングの成果だったのですねー。

そんな見かけると。つい目で追ってしまう、人の生活の合間合間に入り込む銭湯の楽しみ方、いいものですよ。
場合によっては自分も見られてるかもなーと思いながら、悪い事はできへんねーという気持ちで身を正したりしてます。

明日はお勉強の日!頑張りつつ、その内容も少しは書ければいいなあーと。

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