NPOの運営コストは無料?
NPOは非営利活動法人として、株式会社や一般社団法人などと同じ法人格の一つです。
ニュースなどで、NPOという法人格の名称で報じられることも多いので、この法人格だけを切り取って報道されているのはいつも違和感があります。
さて、そんな法人格で語られるNPOですが、IT屋さん目線だと、これもあれも!?って驚きの連続のSaaS領域で無料や、無料近くで使えるものがとても多いです。
表題にあるような、運営コストは人が動く限り無料ではありません。
ボランティア活動に思われがちなNPO。持続可能な運営を行うためにも、やりがい詐取のような運営はやめましょうね!
NPOが使うべきSaaSたち
とにかく多いです。一見似たような特徴を持つ製品もたくさんあります。片っ端から試すのもいいですが、このあたり、苦手な人はほんと苦手です。
組織のリテラシーを考えながら、ツール先行ではなく、事業目的達成のためしっかり見定めて選定しましょう。
Canva
主な収入源が寄付となることが多い、NPOでは、情報発信が不可欠です。
最近見つけたのが、Canva。
テンプレートも豊富で、パワポより簡単に、SNSの画像サイズに合わせたクリエイティブ作成が可能で、便利です。
Salesforce・サイボウズ
Salesforce社は「1-1-1 モデル」という就業時間の1%・株式の1%・製品の1%を社会に還元するという社会貢献活動を行っており、製品としては、
「Sales & Service Cloud Enterprise Edition 10 ライセンス」が寄贈しています。
寄付者管理などに使うといいですね。SalesforceはUIなどハードルが高いので、これを使いこなせる団体は相当凄いなって思います。
サイボウズ社のキントーンに代表されるSaaSも安価に利用できます。
サイボウズ社は、時間を最大限活用するイメージが強いです。PTA活動など、任意団体にもこのプログラムが利用できるのは、そのあたりのマインドがあるからでしょうか。
Microsoft
そのほか、皆さんがよく利用する、WordやExcelといったMicrosoft製品も、無料、もしくはそれに近い金額で利用できます。
とくに「Microsoft 365 Business Premium」が10人まで無料、それ以上は690円/月というのもかなりメリットですね。
Slack
今はこの名称だけでも話が通じるくらい浸透していますね。LINEが使える方なら、Slackもいけます。
250人以下のワークスペースなら、プロプランが無料。
Google WorkSpaceも、for Nonprofitsという特別なライセンスが無料です。
Google広告やYoutueも非営利プログラムが用意されています。
情報は気づいたときにアップデートしていこうと思います。
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