ようやく朝晩のかぜのごくごく一部に秋の気配を感じとれた
はじめに
通勤帰りの信号待ちのフロントウインドウごしに夕空を見あげるとまあるい月。もうすこしだけ見ていたいなあというところで信号がかわる。月が満ちていくようすから時は確実にまえにすすんでいる。
夏になり3か月がすぎようとしている。こよみのうえではもうじき月が変わる。ひるまの暑さはめいっぱい夏の季節を主張。いつもの年ならばお盆があける頃、朝夕しのぎやすくなるはずと期待していたのにからぶり。もうすこしのがまん。
きょうはそんな話。
「夏」の主張
よるをどうすごすか。家のなかにいがちな生活がつづいている。昨今の状況下以来、習慣となりなかなかきりかえられずにあいかわらずこもりがちの生活。基礎疾患もちのわが身では自重ぎみでちょうどいいのかもしれない。かといって運動不足はしんぱい。
買いものぐらいリュックをかついでいってくるか。休日のひるま。ひっこみどきを逸してしまったのか真夏の太陽のするどい陽ざしはそのまま。建物のかげをさがしながら歩をすすめていても、ほんの数分間のあいだですでに汗ばんでしまう。
これまでの夏ならば夜まで暑いのは7月下旬から8月中旬のお盆のころ。それをとおりすぎれば朝晩はとたんにしのぎやすかったと記憶。
ことしの夏はめいっぱいで、昼間の暑さは遠慮なし。夜間もいすわりつづける。くもりの夜は放射冷却が起こらずじまいでぬくもりの逃げ場がない。そのままこもるかのように明けがたまであつさがのこる。寝汗をかいていてシャワーを浴びたくなる。
窓を全開
このところしごとから帰宅するとまずまどを全開に。どこからともなくきこえるゴーという街のまとまったベースの音が耳にはいる。ちり、ほこり、PМ、花粉などさまざまいっしょにはいるかもしれないが目をつぶる。
優先順位はなんといってもすずしさ。まずは風をいれたい。へやにこもる熱気をいっきに一掃したい。そのかいあってか室内はいったんそととおなじ気温にまでさがる。
どうやら暑さにからだが慣れて温度感知レベルがかわったのかもしれない。30℃前後ならば涼しいと感じてしまう。
クーラーの設定は
数日前、しごと場でもその話になった。このところ節電のために28℃推奨だったがどうやら29~30℃の設定でもデスクワークならばやりすこせるぞと仲間うちでの話にうなづいたばかり。へやのクーラーは30℃に設定。これでデスクワークならば支障ない。
からだのほうがあつさに対応できて汗をしっかりかいている。そのかわり半そでシャツでPCしごと。うでとデスクとのあいだがしっとりしてくるのであいだにタオルが欠かせない。30℃の冷房とはそんなかんじ。ゆるい設定にはちがいない。
おわりに
節電とどうじに暑さ対策。この両者のバランスがもとめられる。しかもおおぜいで利用するへやでは加減が必要。ヒトにより感じかたはちがうし、はたらくうえでアイデアを出す部署では快適さがいちばんたいせつ。そのうえで節電できればなおいい。
ようやく朝晩だけすずしさをほんのちょっぴり感じられ、息をつけるようになりつつある。長期予報では昼間の暑さは当面つづきそう。もうしばらく日中の数時間をしのげればそのさきには豊穣の秋が待っている。
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