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コンセプトには「〇〇」が必要!お客さまに興味を持ってもらえるコンセプトの作り方:マーケティング基礎講座

今日のテーマは「コンセプト」です。

コンセプトはビジネスではとても重要なものです。
が、作ってみようとすると、どう作って良いかわからなかったりしますよね。

そもそも、コンセプトとは何でしょうか。

多くの方は、自社・自分の強みをまず考えます。
ただ、その強みをそのままお客さまに伝えても、あまりお客さまに興味を持ってもらえない、刺さらないことって多いと思います。

確かに、強みであったとしても、競合も似たようなこと言っていれば、お客さまには興味は持ってもらえません。
言うだけだったら、言えてしまいますから、大したレベルでない競合も、同じようなことを強みとして伝えている場合があります。

また、専門性が高くなると、難しくて伝わらない、ということもあります。

ですから、強みは重要なのですが、そのまま伝えればお客さまに興味を持ってもらえるのかというと、そうではないことが多いので、興味を持ってもらえる伝え方・言い方に変えましょう、というのがコンセプトです。

つまり、コンセプトとは、お客さまに興味を持ってもらえる伝え方にする、ということです。

基本的に、自社について、商品について発信する時は、コンセプトを発信する、ということになります。

コンセプトを伝えることによってお客さまが「この商品が良さそうだな」とか「この人が良いな」と思ってもらえるようになるのです。

例えば、ホームページであれば、1番上にヘッダー画像がありますが、そこにはコンセプトが書かれている、ことになりますね。


では、どうしたら魅力的なコンセプトになるのでしょうか

まず、お客さまにとってどのような良いことがあるかが伝わる、ことが重要です。
お客さまは基本的には、自分にとってどう良いことがあるのか、を考えていますからね。

ですから、お客さまにとってどのような良いことがあるのか、が伝わるというのは基本的なポイントです。

それと、もう1つ重要なことがあります。それは「新しさがあるかどうか」です。

特に専門家の方は、ノウハウを教えたり提供したりしていると思いますが、実際にはできていないとしても、お客さまに「それは知っているよ。」と思われてしまったら興味を持ってもらえません。

知っているものを、またわざわざお金出して買うなんて人はあまりいないですからね。

でも、他と違う新しさがあれば興味を持ちますよね。ですから、新しさがあるということが、最も重要になるのです。

売っているもの・商品が変わらなくても、伝え方が変わるだけで、新しく感じてもらえることもありますね。

では、何を新しくすれば良いのでしょうか。

コンセプトのベースは強みですので、来てほしいお客さまが誰か、独自資産やメソッドが何か、お客さまがどうなれるのか、この3つから構成されます。

ですので、この3つの中のどれか1つを新しくする、ことが大切です。

全部新しくしてしまうと、全く新しくなってしまって良く分からなくなってしまうので、どれか1つが新しくなるように考えてください。


まとめますと、3つの要素のうち1つを新しくして、お客さまに「あ、他と違うな」と思ってもらうことが重要、ということです。

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では、具体的にどのように新しくするのか、ですが、「ゲーム戦略」では17のテンプレートがあります。

ただ、基本的な考え方として大切なのは、「強み」と「世界観」、この2つを組み合わせてコンセプトを作る、ということです。

世界観というのは、一人一人、一社一社違います。
ですから、強みで違いが伝えづらいとしても世界観が加わると、自然に他とは違う新しさが伝わるようになります。

ですから、強みに世界観を組み合わせることでコンセプトを作る、そうすることで新しさを伝える、ことが大切になるのです。

今日はコンセプトの大枠について書かせていただきました。
ぜひ、ご自身のコンセプトを考えてみてくださいね。

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