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収益が上がる本当に大切なビジネスモデルの作り方:マーケティング基礎講座

今日のテーマは「ビジネスモデル」です。

ビジネスや経営について勉強すると「ビジネスモデルをつくりましょう」と言われたりしますよね。

では、ビジネスモデルの定義って何でしょうか。

一般的には、収益が上がる仕組み、のことをビジネスモデルと定義することが多いですね。

もちろん、収益が上がる仕組みを作ることは重要です。
継続して収益が上がらなければ、ビジネスを続けることができませんから、収益が上がる仕組みを作るということは大切なことです。

でも、自社の売上や収益のことだけを考えていてもビジネスはうまくいきません。
特に専門家のような、お客さまの課題や願望を解決するビジネスの場合は、自社だけがうまくいってもビジネスはうまくいくようになりません。

では、ビジネスモデルをどのように考えて作ればよいのでしょうか。

「ゲーム戦略」のビジネスモデルの定義では、2つの重要なポイントがあります。

1つ目は「お客さまと継続的な関係性ができる」ビジネスモデルを作るということです。

「お客さまと継続的な関係性ができるような仕組みをつくること」がビジネスモデルを構築する上での大切なポイントになるのです。

お客さまと継続的な関係性ができるようになれば、ずっと関わっていただけるわけですから、結果的に自社の収益も上がるようになります。

でも、継続的な関係性をつくるといっても、それは仕組みがなければ実現できません。

例えば、お客さまとたくさん会えば関係性はできていきますが、自分の時間には限りがありますから、闇雲にたくさん接触することはできませんよね。

一定の時間やリソースの中で、お客さまと最大限の関係性ができるような仕組みを作る必要があります。

ですので「継続的な関係性ができるような仕組み」を考えることが、ビジネスモデルを作る上では重要になるのです。


二つ目は、「お客さまの成果が上がる」ビジネスモデルをつくるということです。

先ほども少し書きましたが、自社だけがうまくいってもビジネスはうまくいかないですよね。

自社だけ収益が上がってもお客さまの成果が上がらなければ、一瞬は「ワッ」と売上を上げることはできるかもしれませんが、そのビジネスが続いていくことはないでしょう。

お客さまの成果が上がらなければ、当然次第にお客さまはいなくなってしまいます。

ですので、お客さまの成果が上がるビジネスモデルを作ることが大切になります。

これも仕組みがなければ、お客さまの成果が上がるようにはなりません。

たくさんのコンサルティングをして、たくさんのコンテンツを提供して、をすれば成果が上がるようになるかもしれませんが、これも同じようにリソースには限界があります。

ですから、仕組みを作って、お客さまの成果が上がるようにする必要があるのです。

このように、ビジネスモデルを作る上では、お客さまの成果が上がる仕組みをつくること、が重要になるのです。

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多くの企業をみていると、自社がいかに儲けるか、ばかりを考えています。あるいは、目先のお金が入るかどうか、そんなことばかりを考えています。

いかにお客さまと関係性を構築し、お客さまの成果が上がるビジネスモデルを作るか、ということはほとんど意識されていません。

これでは収益が継続的に上がる、ビジネスが継続できる、ビジネスモデルにはなりません。

もちろん商品自体も重要ではありますが、ビジネスモデル上がこのような考え方に沿って組み立てられていなければ、ビジネスはうまくいくようにならないのです。

ということで、ビジネスモデルで重要なことは

お客さまと継続的な関係性ができる仕組みをつくること

・お客さまの成果が上がる仕組みをつくること

です。

ぜひ、皆さんもこの考え方をベースにして、ビジネスモデルを構築してみてくださいね。

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