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緊張すると笑っちゃう?

緊張すると笑ってしまう人って結構多くないでしょうか?
もしくは怒られているのに笑ってしまうとか。
何も可笑しくない場面で笑ってしまうと、相手に嫌な印象を与えてしまいますよね。
緊張する場面なのに笑っていて変な人だとか、怒られているのに何がおかしいんだ!って更に怒られたり。
自分でも笑いたくないのに、なぜか笑ってしまう・・・
こんなお悩みがある人いませんか?

そもそもこの「不自然な笑い」ってどこから来るんでしょうか。

■ 笑いの種類は3つ

実は全ての笑いは「精神を安定させるため=普通の精神状態に戻すため」の脳の作用と言われています。
笑いの種類は大きく分けて3つあります。(と個人的に思っています)

笑いの種類

1.ユーモアの笑い

単純に漫才とかコントとかで笑う時ですね。

オカシイ話や状態を見たとき、人間の脳は普通とは違う=オカシイと感じます。なんか変?可笑しいって思っています。
面白いコントとか漫才を見ていると、笑わずにはいられないですよね?
それは脳が「はよ笑って!笑って普通の状態に戻して!」って自分に訴えかけてきているんです。だからこらえきれなくなって笑うんです。
ユーモアが可笑しくて笑うというのは、この通常ではない状態を普通に戻す作用が働いている、ということです。
爆笑して「ストレス=通常ではない状態」を発散しているのです。

2.優越感の笑い

嬉しい時、幸せな時、自然と笑みがこぼれてきませんか?
彼氏・彼女の写真を見てムフフとか、赤ちゃんを見てほほ笑むとか、スポーツで大事な試合に勝って笑顔になるとか、これらは総じて「優越感の笑い」に区分できます。優越感というと聞こえが悪いかも知れませんが、シンプルに嬉しい時ですよね。
これも「嬉しい」と感じているということは通常とは違う状態なんです。その為、「笑って」普通の状態に戻そうと脳が自分の顔に働き掛けています。

羽生君の笑顔はいつも素敵ですね。

3.防衛の笑い

じゃぁ緊張している時とか怒られている時にどうして笑いがこみあげてくるのでしょうか?これは自分を守るための「防衛の笑い」に区分できます。
怒られている時とか緊張している時、脳は文字通り「緊張状態」になっています。緊張は英語でストレスです。このストレスが掛かっている状態を脳は嫌います。その状態を「緩和」するつまり、普通の状態に戻す作用が働いて「笑って」しまうんです。

■防衛の笑いを抑えるには?

1.笑いの「メカニズム」を理解する
「笑い」がこみあげてきたら「あっ今、自分はストレス状態なんだな。だから笑って普通の状態に戻そうとしているんだな」と自分を客観視します。自分を客観的に見ることで冷静になり、笑いを抑えることが出来ます。

2.相手の気持ちを考える
緊張の原因は「矢印が自分に向いている」からなんです。自分がよく見られたい、自分が恥をかきたくない、自分が失敗して仕事が出来ないと思われたくない等。全部矢印が自分に向いちゃってるんです。でも自分の話を聞いてくれている人、もしくは自分の為に怒ってくれている人の気持ちを考えると、緊張して笑っている場合ではないんですよね。真剣に相手に伝えたいとか、自分のことを思って叱ってくれている人の話を真剣に聞こうと思えば、いつの間にか緊張は薄れてしまうものです。(ただし、症状が酷い方は失笑恐怖症という病気もあるので、その場合はカウンセラー等にご相談下さい。)

3.笑顔をコントロールする練習
緊張した時の防衛の笑いはいわゆる「苦笑い」です。この苦笑いを余裕のある「優越感のある笑い」にコントロールする練習が効果的です。上司やお客さんに話すときなど、緊張して自分が「苦笑い」しているなと感じたら、無理矢理笑いを抑えるのではなく、軽く「ニコッ」とほほ笑むことを意識してみてください!!聞き手はきっと「この人、余裕がある人なんだな」と思ってくれるはずです。

笑顔をコントロールすることが出来たら好感度爆上がりですぞ!!


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