でもふり3

To Be With You

「でも、ふりかえれば甘ったるく」
発売日をずっとずっと待ち続けていました。通販で買うこともできたんだけど、本屋さんでドキドキしながら本を探したくて発売日まで待っていました。
著者のひとり、こいぬまめぐみさんに「買ったらサインしてね」の約束をしてあったし。

3年前、とあることからこいぬまさんに出会って、「面白い文章を書く好奇心旺盛な可愛らしい女子大生」って思っていました。SNSとブログだけが接点、しかも「ささくれ」っていう文章を最後にしばらく休載しちゃうし。
でも一昨年末、「卒業制作で「ささくれ」の続きの映画をつくったので見に来てください」との連絡をもらいました。でね。面白い文章を書くこいぬまさんなら絶対映像も面白いはずって軽い気持ちで見に行ったんです。

それが、その後の僕の人生の節目になるとも知らずに

鯉沼愛実監督のセルフドキュメンタリー映画「ささくれ」
激しくこころを揺さぶられました。
見終わったあと、この感情をどう言葉で表現したらよいかわからず、「ありがとう」って握手を求めることしかできませんでした。
こいぬまさんのことを見る目が「面白い文章を書く好奇心旺盛な可愛らしい女子大生」から「敬愛するマルチクリエイター」に変化しました。そして、この映画をたくさんの人に観てもらいたいと思いました。
ささくれプロジェクトが始まった瞬間でした。

その後いろんな出来事がありましたが、最終的には自分の手で上映会を行うことになりました。こいぬまさんと出会うきっかけとなった友人のたわしおじさんに協力いただきながら、昨年6月に「ささくれ上映会」を実施することができました。その後も「ささくれ」は波紋となって広がっていきました。

ささくれプロジェクトで僕が学んだこと
それは「いいものはいい」って言いきれる強さです。
そのきっかけをくれたこいぬまさんには感謝しかありません。

その前から、その後も。
今もずっと。
僕はこいぬまめぐみの言葉によってつくりだされる世界が大好きです。

そんなこいぬまさんがデビューした「でも、ふりかえれば甘ったるく」
こんなにうれしいことはありません。
サインをもらうために、こいぬまさんの自宅のそばの本屋さんで、
しかもこいぬまさんに来てもらって
一緒に買いました。
すぐにサインしてもらいました。
世界でたった一冊のでもふり
僕のたからものです。

#こいぬまめぐみ #でもふり

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