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日本人は遺伝子レベルで不安を感じやすい生き物です

「新しい初めての事に触れるときは、漠然と不安感がある。それってまだまだ己を信じることが研ぎすまされていないのでしょうか?」

以前こんなご質問をいただきました。

>己を信じて
>感じるままに好奇心を感じながら
>初めての事をじわじわと触っては快感*

>でも、不定期でやってくる漠然な不安感。

>この漠然の不安感を
>毎回びくびくしながら探るのですが
>正直面倒なんです(笑)

>この、漠然の不安感は
>新しい(初めての)事を触れる際に不可欠な物なんでしょうか?

>己を信じて、について
>まだまだ研ぎ澄まされていない事なのか?

もう、そういうものです。私もそうです。

不安の正体は、「脳内のセロトニン濃度が薄くなっている」ことを示しています。で、日本人は諸外国の人に比べて薄くなりがちだとか。

日本人の65%は、セロトニンを運ぶ「セロトニントランスポーター遺伝子」の数が少ないからだそうです。

それで、不安になりやすい。

(元ネタ)
Murakami, Fumiyo, et al. "Anxiety traits associated with a polymorphism in the serotonin transporter gene regulatory region in the Japanese." Journal of human genetics 44.1 (1999): 15-17.

それがために「将来に備える」し、同時に、将来に悲観的にもなりがちです。これは種としての特徴で、自然な反応です✨

別に楽天的な方がいいわけでも無い。依存性の高いものなど危ない物事にハマる可能性は、楽天的な方が高いです。

己を信じきれてない、なんて悲観的に解釈することは無く、そういうものだと受け容れていいと思います☆

それでも、もっと「楽天的」になりたいということでしたら、「セロトニンを増やす」で検索されてみてはどうでしょうか。

まっさきに検索されたサイトでは、この8つが紹介されていました。

1 早寝早起きの規則正しいを心がける
2 太陽の光を浴びる
3 リズミカルな運動をする
4 食事をする際に、よく噛む
5 グルーミング・スキンシップ
6 トリプトファンを含む食品を食べる
7 腸内環境を整える
8 継続させることが一番重要!

そもそも不安は安全のために必要です。

たとえばまちを歩いていて、信号という存在が未知だったと仮定します。信号とは何か不明で、どういう役割を果たしているか分からないと想像してください。

この時、漠然とした不安感は必要でしょうか?

安全のためには間違いなく必要でしょう。

ご質問の内容も、もし仮に具体的に好奇心の中身を聞いたら、「そりゃやめた方がいいわ」と思うようなことかもしれません。

そんな不安を感じることが「正直面倒だ」とおっしゃるわけですが、私も実は年々面倒になってきてました。

37〜38才の頃から、新しい事をするのにものすごくハードルを感じるようになったのです。疲労感に近いです。

あまり大胆なチャレンジは、そうそうできないなあ、年とったなあ、と思いましたね(苦笑)。

私の場合、この「面倒だ」という感覚は、実際にチャレンジを開始するまでは消えませんでした。

ただ始まった途端に、腹が決まる。もうやるしか無いですから。別に不安体質が消えたわけでは無く、やると決めたら、やめる・やらない方が不安になるからです。

やると決まったら、やり抜くのが大事で、このやり抜くしんどさをしっているから、私は年をとるほどに「面倒だ」と思うようになりました。

これも不安の一種でしょう。果たして今の自分の気力・体力でやり抜けるのか? ということです。

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