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夢を引き寄せた私の事例

もう今から7年半前のことになりますが、著書『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)の発売記念として、7分46秒の動画を撮影しました。場所は、皇居東御苑の北側にある本丸広場です。

江戸幕府の中心であった旧・江戸城の本丸があった場所ですが、インタビュー時はほぼ誰もお客様がおらず、貸し切りのような状態でした。

インタビューしてくれている右の若い男性は、当時、他社のPRも行う出版社の社長だった了戒翔太さん。サンマーク出版の担当編集者・金子さんがハンディカメラで撮影して、3人だけのミニ撮影チームでした。

予定外の事がよく起きましたが、その場のノリで動いてしまう人間が集まってしまった、ということなのでしょう。

この2人の対談も予定に無かったことなのです。

このインタビュー動画は、私にとっての「夢の引き寄せ」でした。

この動画を撮るちょうど1年前、本を出したいなーと思っていた時に、この了戒翔太さんと、ある著者さんの対談動画を見ました。今回と同じく、新刊発売記念の特別インタビューで、サンマーク出版さんの本で、担当編集の金子さんもいました。

それを見て、軽くザワザワしたわけです。嫉妬とか羨望の気持ちです。「あー、いいなあ」と、自分もこういう場を実現したい、なんでそうじゃないんだと思った次第です。

この動画の画像が、いわば「夢を引き寄せられたイメージをあらわす1枚の写真」のようなもので、正に「こんな感じのことを実現したい!」と強く思った出来事でした。

いわば、芸能界で活躍したい人が、かつて名物TV番組だった「笑っていいとも」でタモリさんと対談したいとイメージするようなものでしょうか。

もし芸能人を目指していて、それで、周りの先輩だの同期だのがタモリさんと対談したら、ザワザワする人もいたでしょう。それと同じことです。

だから、インタビューを撮った後、動画が仕上がってくると、感慨深いものがありました。まさに”引き寄せ”だなと。

先ほども申し上げましたが、「2人の対談は当日直前まで予定に無かった」というところ。これ、別に対談はしないでおこうとなっていたわけでは無くて、単に話題に出なかった。もし、「対談したい!」と言ったら、予定に組み込まれていたでしょうけど、自然な流れに任せていました。

あの時の嫉妬や羨望の思いは、その場限りのもので、「夢が叶うシンボル」にはなりましたが、「どうしても実現したい!」と念じ続けたわけでも無いのです。

嫉妬や羨望は「引き寄せ」のサインです。

そういう現実を望んでいる自分がいるという自覚であり、そんな現実がやってくるお知らせでもある。その化学反応として嫉妬や羨望の気持ちが発生するようなものです。

この嫉妬や羨望をずるずるひきずったり、執着したりすると、おかしなことになります。「サラッと」心の目標に設定して、その目標に向かって自分を整えれば、それは、こうして現実になります。

願いがかなう微妙な心の動きがありますね。この微妙な心の動きを、私は「スキマ」と表現し、夢をかなえる「スキマの法則」なるものを本書等で提唱しました。

素・気・間(スキマ)です。「素直・良いエネルギー・ゆとりあるスペース」が願いをかなえる3拍子だと、読者さんに提案しています。


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