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ぼっち人事が感じる、採用の繁忙期と閑散期

みなさんこんにちは。ぼっち人事のpapaoです。
いや、もう、長らく書いてない(ちゃんと書いたのを遡ると2カ月近く前。。。)。
その間の私の忙しいアピールがみっともないったらありゃしない(´;ω;`)ウッ…カッコいいとでも思ってやがるんか←ちょっと思ってる自分が情けなしorz

先週までのつぶやきでちょいちょい出しているんですが、確かに割と忙しく過ごしてました(;^_^A
DRの成果がようやく出てきたり、ここ半年滞留してた候補者が急に動きだしたりとか。なんか急にうまくいきはじめましてね。自分でもびっくり。

実はこんなに忙しくなるとは予想しておらず、「なんでなん?毎年この時期はゆったり計画考えてる時期じゃん。。。」なんて思っていました。

そこで、今日のテーマは「忙しさのタイミング」について語ってみたいと思います。

  • 転職市場、新卒市場の動きの基本

  • 中小企業人事の忙しさとは

  • ここ数年、コロナ禍以降の体感について

【転職市場、新卒市場の動きの基本】


世の中にクリスマス商戦(子供向けおもちゃ)やバレンタイン・ホワイトデー(お菓子)、土用の丑の日(平賀源内がウナギを売るために考えた)があるのと同様、転職や新卒にもそれぞれ市場の動きの特徴があります。
読者の方との視点を合わせるために、大手中小を問わず観点となる主な要素を以下に書き出しますね。
〇転職市場〇
 ・人が会社を辞めたくなる時期に起因して、市場が盛り上がる傾向。
  ①人事評価時期に起因(主に春先、秋口)
   ⇒低い評価をされて「チクショウ、転職だ!」
   ⇒人事異動を言い渡されて「チクショウ、転職だ!」)
  ②ボーナス時期に起因(受給を見据えた4月、10月頃)
   ⇒どうせやめるならお金もらってから…という動き
  ③プロジェクト終了時期に起因(3,6,9,12月)
   ⇒担当業務の区切りが良い時、納品や引き渡しが完了した時。
    大抵、クライアント側の決算時期などに寄るケースがほとんど。

〇新卒市場〇
 ・官製ルールの解禁時期と、学生側のスケジュールに起因。
  ①大学新卒の各種解禁時期(今は3月、6月が起因)
   ⇒大手が忙しくなるのは3~6月。早いところはもう内々定出す。
   ⇒中小は5~7月。大手と同じタイミングで走っても母数は稼げない。
  ②公務員試験留学生帰国時期に起因
   ⇒8~10月頃。かなり母数が少ない為、活動企業少な目。
  ③高校、訓練校等の解禁時期(9月がほとんど…地域差あるかな?)
   ⇒学校さんとコンタクト取ってる会社は、夏休み前の6~7月が広報タイミング。9月から選考開始。
  ※専門学校さんは実はpapaoはあまり経験が無く…。学校や業界ごとに違うのかな?という印象を持っています。

【中小企業人事の忙しさとは】

では、主に採用活動に起因する忙しさは、どんな時期に来るのでしょうか?
ざっくりと、papaoの印象で1~12月を語ってみます。
1月:秋口中途で選考に入っていた人の入社手続き。年間計画を練る時期。
2月:新卒採用の準備&4月からの新人研修の計画
3月:
なんだかんだ期末処理&4月が来るのが怖い。中途春先商戦開始。
4月:新入社員研修&中途春先商戦がGWまでピーク続く。
5月:
GW後、ちょっとだけ落ち着く。新卒採用活動本格開始。
6月:新卒は母数確保が必要な時期。中途春先商戦が再ピーク。
7月:新卒採用活動を収束させていく。中途春先商戦が終わってくる。
8月:
廃人('Д')オワタ。。。 いや、ここまでの数字集計と秋口以降の戦略作り。
9月:年末までの計画策定&始動。中途春先商戦の入社手続き多し。
10月:秋口中途商戦開始。新卒は内定式。
11月:秋口の中途はピーク。イベント等もこの時期は多く実施。
12月:
廃人('Д')ボェェ。。。 いや、年越し候補者フォローと年末処理。

めっちゃざっくり、こんな感じです。
新卒・中途で担当者を分けている企業さんもいるかと思いますが、総じて大体「8~9月」と「12~1月」がちょっとだけ息をつける期間…という印象です。それ以外は大体ピーク時期になっているケースが多いかな?

んで、ここに「採用」以外の業務としては期毎の評価業務や採用ブランディングなどの採用広報周り、総務系を兼務している人なら会社の忘年会や会社イベント年末調整なんかも絡んでくる人もいますよね。

なんか書いてるだけでちょっと悲しくなる。皆さん、マヂでいつもおつかれさまですm(__)m

【ここ数年、コロナ禍以降の体感について】

ちょっとお話の方向性を変えて、今度はここ最近papaoが感じている市場の変化についてです。
言わずもがな、採用市場に精通されてる方なら皆さんご存じでしょうが、ここ数年は今までの常識が通じない期間だったかと思います。
コロナ禍により景気の変動が起こり、労働者の就業意識にもかなりの変動がありました。
2020年には極端な人流抑制の結果、企業自体が人件費や採用予算の抑制に走ったため、一時的に「買い手市場」のような状態になりましたが、翌2021年にリバウンドが起こり、人材を欲する企業が倍増しました。しかし、そもそも転職市場に人が出てこないところもあり、供給源から「採用難」に陥る企業が続出(多分、この時期に企業に平謝りしていた広告代理店さんはめちゃくちゃ多かったのでは…合唱(-人-))
そして、今年2022年は残り2カ月強というところに来てますが、papaoの体感としては求職者が市場に戻ってきている…というか、上記の「1年間の動き」の常識が通じない形で変遷をしている気がしています。なぜなら、いつもならのんびりできてた比較的落ち着いていたはずの8月に応募者が殺到してたから。
この後の秋口市場、人残ってるかな?予算投下しても採れなかったら悲しい(´;ω;`)
コロナ禍で労働市場にも変遷が起き、企業がそれぞれ構造改革を模索している中で、求職者の方々の考えにも何かしらのムーブメントがあるのかなぁ…?とか、現場にいるpapaoはぼんやりいつも考えています。
今年の年末年始になったら、一旦ここまでの数字と情報を取りまとめて、にらめっこしながら妄想遊び考察をしてみたいと思います。


というわけで、今回はあんまり結論だとかメッセージ性は抜きにして、ありのままの考えや現状の考察を記してみました。

お読みいただいたぼっち人事、業界関係の方にとって、少しでも刺激になったり参考になっていれば幸いです。

この8~10月にあった事は結構刺激的なことが多く。。。
その内、いくつか記事にもしていきたいと思っています。将来的にね。将来的に。。。

寒くなってきましたね。皆様体調には十分お気を付けください。
ではまたm(__)m

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