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夜と霧

途中までしか読んでいませんが、夜と霧というヴィクトール・フランクル先生の著書を読んでいます。

結論として、ロゴセラピーという心理療法に興味を持ち始めています。
まだ、具体的に行動はしていない(ロゴセラピーの本を買ったり等)のですが、とても素敵だなと思いました。

皆様は、どんな状態にあっても、人生に意味を見出せますか?

もし、人生に、意味が見いだせなくなった人がいたとして、その意味が見出せたら、生きる力がみなぎってくると思いました。

具体例として、フランクル先生は、伴侶を亡くし、失望していた人に
『もしも、逆の立場だったら、奥様は、どう思ったとおもいますか?』
と尋ねました。すると、
『悲しいと思うと思います。』
と答えました。それに対し、フランクル先生は、
『それでは、その奥様の悲しみを代わりに自分が背負っていると思ってみることは出来そうでしょうか?』
と尋ねたところ、失望していたその男性は、それ以降、生きる意味を見出し、懸命に生きたそうです。

私の場合、大学在学中、手痛い経験をしました。

しかし、その経験が無ければ、神様がいるのではという思いは抱かず、周りの人への感謝を忘れ、全てを自分の力でやってきたと思い上がっていたかもしれません。

また、働いていた時、上述の様な高慢な状態になり、病気を再燃しました。

その時は、悔しいとしか思っていなかったのですが、その経験があったから、自分は一人で生きているのではなく、色々な人の優しさによって、生かされているということに気づける様になりました。いつか、そのきづきを、かつての私の様に、孤独を感じている人の為に、活かせる日が来ることを、ロゴセラピーの考え方の入り口を知っただけでも、待ち望む様になりました。

貴方にとって、苦難に出会う意味はなんだったと思うでしょうか?
その苦難は、きっと、人格を磨いてくれるものだったといつか振り返られるものになるのかもしれません。

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