マガジンのカバー画像

鴨察記録

39
運営しているクリエイター

記事一覧

推し本イベントがやってくる

2月11日に開催されるイベントが、いまとても楽しみである。 浅生鴨さんの「推し本」紹介イベ…

20

記録のような記憶のような[浅生鴨さんトークイベント2022.10.2札幌]

出来事を記録しておくなら早いほうが良い。後になるほど輪郭があいまいになり再構成された「記…

素敵な文集の感想と連想

東京の文フリに出品されていた『文集・猫以外』が、通信販売で購入できると知り喜んで取り寄せ…

たまたま見たページに

そのときの気分でパラパラッとめくったページに、グッとくることがある。いまの自分に刺さるよ…

ぼく嘘で小説の楽しさが増したかも

浅生鴨さんの新刊『#ぼくらは嘘でつながっている。』(以降『ぼく嘘』)を読んだのは、『三体…

嘘のワークショップについて個人的な感想

先の日曜、札幌にて浅生鴨さんの新刊記念イベントに参加した。 「嘘のワークショップ」という…

たつ鳥あとに残したモノをみつけにゆく

前夜は眼精疲労から来る頭痛がツラかった。楽しみにしていた本があったのに、なかなか読み進められなかった。 今朝も目の奥の鈍い痛みは続いていて、じっくり本を読むのはあきらめた。 幸い、ストレッチと鎮痛剤と温シャワーで痛みが和らいだので、本を読めないなら青空の下に出ようとドライブに出た。ちょっと遠くの本屋まで。 本が読めなくても行き先は本屋という、守備範囲の狭さよ。 向った先は、江別蔦屋書店。先日の文学フリマとトークイベントでお会いした作家の浅生鴨さんと編集の今野さんが、そ

浅生鴨さんが編集した本も素晴らしいのである

昨日のnoteを振り返りながら、言い足りないことに、気がついた。 浅生鴨さんの本は、自身の単…

浅生鴨さんが他誌に寄稿している短編がこれまた良いのであるということを言いたい

札幌の書店で展開されている浅生鴨さんのフェアが嬉しくて、これまで刊行された浅生鴨さんの単…

浅生鴨さんの著作は素晴らしいということを言いたい

三省堂書店札幌店で、浅生鴨さんの本が平積みされている。 スゴい。本気だ。道内で浅生鴨さん…

いつもと違う向きで

ホコリを感じて鼻がムズムズした。アレルギーっぽいヤツだろうか。 鼻水が垂れてしまう前にテ…

立っているのは何者か

社会的な立場も、友人知人親類関係もすべてなしにして、ひとりの人間として二本足で立つとき、…

その名は一度きりではない

『浅生鴨短編小説集 すべては一度きり』を楽しんでいる。 50編の短パン、じゃない短編小説が…

ココロにギミックたっぷり

鬼に金棒、ネロにパトラッシュ、そして『浅生鴨短編小説集 すべては一度きり』には『ココロギミック』である。 ちょっと何言ってるかわからないが、危ぶむなかれ、行けばわかるさ。 『浅生鴨短編小説集 すべては一度きり』は、note連載中の『浅生鴨の短編三〇〇』を書籍化したものである。 このnote連載には、SNSを通じて挿絵が寄稿されている。 これが、実に良い。ちょっと奇妙な話にピッタリのモチーフ、浅生鴨さんの筆致を思わせるあたたかなタッチ。 挿絵は、短編が公表された後に寄