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家事を時給換算するとどうなるか?

また、家事・育児している女性の大変アピールと言われそうだが、今回はそこじゃない部分で気づきがあったので書いてみます。

平成30年、内閣府の経済社会総合研究所が公表した「男女別の家事活動の貨幣評価」によると、一人当たりの家事活動の男女別貨幣評価額は、女性の1年間の家事活動の貨幣評価額は193万5,000円。
女性の1年間の家事に費やす時間は1,313時間で、時給に換算すると約1,470円。

時給換算で1470円になる。

私はパート勤務なので時給で働いているが、仕事をしていると、こうした方が効率がよいのに、と思うことが多々ある。
例えば、職場で草むしりをすることがあるのだが、液剤を水で薄めて、駐車場の割れ目や隙間など、雑草が生えてるところを集中的に散布するという作業をしたことがある。
粉剤もあるけど、高いので液剤にしているとのこと。粉剤と液剤、どちらが良いか検証をしてないため、実際の効果はわからないが、作業時間(人件費)を含めた費用を考えたら、粉剤のほうが早いのでは?と思ったのだ。

液剤散布にあたり、
①水と散布する機械の準備
②噴射部分が局所的なため、しゃがみながら移動するため、散布に時間がかかる。
(小学校体育館くらいの広さ)
③機械の片付け

一方、粉剤散布なら、バラバラと蒔くだけなので立ち作業だし、機械の準備もいらない。

液剤の散布作業は肉体労働でとても疲れる作業ではあったが、一人で黙々とする仕事は苦手ではなかったし、自分のペースでやれることが私には合っていたため、苦ではなかった。ただもう少し効率的にできるんじゃね?と思ったのだ。

こんな感じで、仕事だと効率化を考えることが出来るのに、家事になると、掃除は自分がやったら0円だし、誰かにお願いするなんてお金がもったいない。とかいう思考になってしまうことに気づいた。
(もちろん、食洗機、ロボット掃除機など一般的にはなってきたが)

仕事では効率化を考えれるのに、家に戻ると、なぜか従来通りに家事をしてしまう不思議。
もっと効率化できる部分があるかもしれないのに、思考停止してしまいがち。

家事を時給換算するという思考を持つことで、家事にも人件費がかかっていると思えるのでは?と思って記事を書いてみました。

ちなみに、よくセットで言われる家事・育児の「育児」は効率化難しいです、はい。
これが混在するから、思考停止になりやすいのかもしれない。

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