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365日のシンプルライフを観たよ

1年間、すべての持ち物を倉庫に預け、1日に1つずつ必要なものを選んでいく生活を送る青年の姿を追ったドキュメンタリー。

実験的な生活を通じて、「人生で必要なものは何か?」という問いかけを見る側に投げかける。自分で実験に挑戦し、その様子をカメラに収めた映画。

フィンランドでテレビ番組を手がけてきたペトリ・ルーッカイネンが、主演、監督、映像、編集もすべて手がけた作品。すごい!!

あらすじはこうだ。

ヘルシンキに住むペトリは恋人にフラれたことをきっかけに、モノがあふれた自分の部屋にうんざりする。ここには自分の幸せはないと感じたペトリは自分の持ち物をすべてリセットする実験を決意する。

ルールは4つ

ルール1 自分の持ち物を全て倉庫に預ける。

ルール2 1日に1個だけ倉庫から持ってこれる。

ルール3 1年間コレを続ける。

ルール4 1年間、何も買わない。

空っぽの部屋から倉庫まで全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける1日目から始まった365日の実験生活。毎日倉庫からモノを1つ選ぶたびに、

「自分にとって今必要なものはなにか?」 を考える

日々変化していくモノに対する想い。必要が満たされた時、何を考えるのか?

モノを買わないと決めたのに、直すより買ったほうが安い時どうするのか?

何のために、自分はたくさんのモノを持っていたのか?・・・

無数の問と葛藤がペトリを襲う。

兄を心配して食料を差し入れてくれる弟。優しい相談相手のおばあちゃん。

文句を言いながらも、モノの出し入れや修理を手伝ってくれる友人たち。

新しく出会ったガールフレンド・・・

様々な人たちとの関わりの中で自分を幸せにする人生で幸せなものは何か?という疑問に答えを見出していく。

最後のおばあちゃんとの会話は必見です。

ミニマリストの走りの映画ですかね?自分は面白かったです。気になった方は是非観てみて



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