愚痴ってもいい
夕方になると、「もうすぐ定時、もうすぐ定時」と呪文を呟き出すヒスイですw
同じ部署のお局さんは、もうすぐで上がれるというのに、「アレがこうでさぁ・・・」と自分の話で一人盛り上がっている。
でも俺みたいに会社のこと嫌いになってる人は、だんだん会社で自分のこと話さなくなるよね。
自分のことを話さなくなったのは
今はコロナ禍で飲み会とか、だいぶ無くなったけど、昔は無理矢理飲み会に参加してたな。それも仕事の一部なのかなって思っていた。
お酒が入るとさ、開放感からか、いつも喋ってばかりの人がもっと喋るようになる。そんでいつも喋らない人がもっと話聞くようになったりする。いやさ、こういう場くらい、こっちにも話振れよ。
でも振られたところで本当の気持ちを曝け出すかといえば、出さなかったと思う。自分に自信がなかったのもあるけど、この場でもバカにされたり、変に扱われたり、笑われるのが嫌だったしね。
まぁ周りの人が、自分自慢さんばっかりだったから自分の話をする隙間もなかったけど・・・
人は自分のことを本当は話たい
時間になって、いちもくさんに帰路へ。
家に着くとアパートの脇に、またあの猫「ムム」がいた。
「あんたは本当自由でいいよねぇ・・・俺なんて今日さぁ」
日本語なんて通じないだろうけど、仕事での愚痴、自分の情けなさなど、色々この野良猫に話してしまった。
「いつもさ、人の話に親身になってやってるのにさ」
「困った時は、誰もこっちを向いてくれないんだよね」
「子供の頃はさ、ちょっと人気者だったんだよ」
「ヒスイくんってこういうの考えたら天才だよね!ってさ」
ムムはただじっと聴いてくれた。いや「なんだコイツ?」って思っていただけかもしれないけどw 会社で無口な自分も、話し出したらなぜか止まらない
あれ?本当は俺、誰かに話したいのかな・・・?
愚痴を吐き出すのには意味がある
自分の中に溜まっているものを外に出すと、スッキリしたことは誰でもあるのではないだろうか?
普段、頭の中でグルグル思考することは良くやるけど、口に出してみると自分の口から言葉が出て、自分の耳に入ってくるから話しているだけでなく、実は聴いているのだ。
これは以前、整理収納アドバイザーの資格を取ったときに習ったのだが、部屋や収納の中を片付けるときは、まず全ての物をそこから出して「要るもの」、「要らないもの」を分別(これが整理)、その後どのようにしまうのか(これが整頓)を考えることが一番綺麗を維持できると言っていた。
要らないものをきちんと把握する
思いや言葉も一回外に出して、また入れ直した方が片付くのかな?でも、ただ一人で喋っているのもヤベェやつだから(笑)、話相手は必要だな。友達のいない俺は猫でもいいから話聴いてもらった方がいいのかな。
色々吐き出せてスッキリした俺を見てムムは、「いや猫に話しかけているのも、十分ヤベェやつだから!」
そう言っている気がしたw
まとめ
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