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『命式』とはログポース(コンパス)のようなもの?

 算命学、だけでなく精度の高い占術であれば大概そうだと考えていますが、そこから炙り出される自分の宿命は今世の設計図であり、またコンパス(羅針盤)のようなもの。

 たとえば、漫画ONE PIECEにたとえるなら、これから航海する海域が気温が低いとわかっていれば防寒着を用意して備えることもできますし
 自分の得意そうな、あるいはひかる分野が剣士なのか、コックなのか、医者なのか考古学者なのか、適性を学問的に知っていれば、合わないことをやる余計なストレスを抱えたり遠回りの努力をすることも減りますね。

 さらに申し上げると、ログポースのログは島に一定期間留まることでたまりますよね?
 しかし、ONE PIECE世界でいうなら、ログがたまるまでの過ごし方は本来自由なわけです。闘うか、冒険するか、ただ港付近で待つか。
 
 もし麦わらの一味がシャボンディ諸島でケイミー(人魚の魚人)を助ける、という選択をしなければ、くまにやられて(※実は助けられて)散り散りになることもなかったでしょうが、それぞれ力をつけていくストーリーもなかったかもしれませんね。

 『運命』も同じようなもので、もって生まれた『宿命』に対して環境や自身の在り方を改良することで変わっていく余地は十分にあります。
 そして、どこをどうすればよいか、というヒントをみつけることもできます。

 本来の算命学は帝王学であり、古来より政治などにも使われてきた(今でも使われている)、とても威力のあるものです。
 昔であれば庶民には知る術のなかった技術(学問)が、現代であれば誰でも触れることができる(その代わり師匠を選ぶ必要がありますが)
 
 どうか、この学問に触れることで、少しでも生きやすくなる方が増えてくれればいいな、と願っています。

 

 


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