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新HSK3.0について現在まで分かっている情報(最上級がHSK6級からHSK9級に変更)

こんばんは、ありあけこういちです。
中国語をある程度勉強されている方は中国語資格の代表格であるHSK(Hanyu Shuiping Kaoshi・汉语水平考试)を聞いたことある、ないしは受けたことをある方も多いのではないでしょうか。
筆者もHSK6級を2014年に取得しています。

実は、そのHSKが来年3月から変更になることをご存知でしょうか。

HSKって何ぞや?ってなっている方は下記のHSKの日本公式サイトをご参照ください。(日本語)

新HSK3.0で新しく追加となるレベル

現在はHSK2.0で、1級(初級)から6級(最上級)まで存在しており、1級から6級まではの試験は当分は既存通り実施(問題の構成も変わりなし)し、2022年3月から7-9級が新たに追加となるとしています。
これからの最上級新しい7-9級は現在より難しくなるのは間違いなさそうですね。
(かつてのHSK1.0は1級(初級)から11級(最上級)まで存在しており、現在のHSK2.0より難しかったようです。)

HSK7-9級が現在のHSK6級との相違点

HSK7-9級は7、8、9級として独立した試験が存在することではなく、7-9級が高等レベルの一つの試験(一卷三級)として存在し、その成績によって7,8,9級の判定がされるようです。

(言語は違いますが、韓国語能力試験(TOPIK)も似たような方式で、初級試験の成績で不合格,1,2級の判定、高級試験の成績で不合格,3,4,5,6級の判定です。)

①現在のHSKK(会話試験)が7-9級の高等試験に含まれる。
②翻訳試験が追加となる。(これ少し情報欲しい…)

上記の2点が現6級と大きく異なるところかと思います。

考察

筆者は2014年と2015年にHSK6級の試験を受けており、両方合格(正確に言うと180点以上の成績)しており、2015年以降はHSKの試験を受けてないので、最近のHSK試験の難易度についてはあまり詳しくありませんが、やはりHSK6級は最上級の試験としては、正直易しい印象でした。

今回の実質HSK最上級の難易度を引き上げることについては、最上級の資格のステータス保持のためにもある意味合理的だと思っています。
しかしながら、最上級の翻訳試験については、受検者の母国語がそれぞれ違うのに対しどう評価していくかが気になるところですね。

対外中国語情報フラットフォームの「元任对外汉语」(中国語)
https://mp.weixin.qq.com/s/48yDq48T_WzCjfD9uT4laA



今回の記事に参考にした韓国の中国語塾のYoutube動画(韓国語)
→ この動画で来年3月からHSK3.0が実施されると話しています。
https://www.youtube.com/watch?v=rd1pi5TioYg



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